マウスパッドに5,000円近く出すなんてバッカじゃない?って言われても仕方ないけれど、これは昔、欲しいなあと思っていたものの再発売なんだもん。当時、買えなかったモノが15年ぶりに再発売と聞いたら欲しいと思っても当然です(よね?)。
バード電子 10年品質のステンレス製マウスパッド
そう、SUS、ステンレススチールの金属製マウスパッド。
金属だけどシボ加工が施されていてカチャカチャいったりしないし、マウス(いまのところMagicMouseしか試していないけれど)はスムーズに走る。いままでシリコン製のマウスパッドを愛用していたのでそれに比べれば走りすぎる感じ。
シリコン製のマウスパッドも好きなんだけど、長く使ってると結構傷だらけになって汚れるんですよね。この10年品質が謳い文句通りなら、1年辺りは480円に過ぎないからすごく安い買い物じゃん・・・というのは言い訳です。でも、このバード電子の斉藤社長はこのオリジナル版を本当に15年使っているらしい。
簡素で有りながら、とてもいいパッケージ。パッケージに製品寸法が入っているのもとてもいい。
独自性の高い製品を作り続けるニッチなメーカー、バード電子は昔、PowerBook G4用のプロテクターを愛用していた(今にして思うと、あの重いPowerBook G4にさらに重い装甲を着けていた自分に驚くけど)。いまは、大学の演習室で同社のMac Pro用スタンドが稼動中。
パッケージ裏面
Stain(汚れ)レス、というだけに、鉄とクロムの合金であるステンレス鋼はとても防銹性の高い金属。少し大きめと書いてあるが(220mm x 160mm)ワタシはもう一回り大きなシリコンパッドを使っていたので、このサイズに慣れないと。
パッケージを開けると裏面(ポリエチレンフォーム面)。
中央が抜いてあって、ステンレス(こちら側は鏡面仕上げ)にバード電子のロゴ。
普段みない裏側だけど、かっこよく仕上がっている。これがホントのバックシャン(死語)
表面。MagicMouse2とのサイズ比較。
シボ加工されたステンレス鋼が美しい。
MagicMouseの映り込みや、シボの微細な表面が、光の方向や質によって様々な顔を見せるのが想像していた以上で、とても美しく、とても楽しい。
ステンレス鋼とポリエチレンフォームの貼り合わせ面。
ポリエチレンフォームはステンレスほど長持ちしないと思うけど、それでも斉藤社長が15年使っているくらいだから十分持つだろう。
10年後、マウスを使っているかどうか分からないし。
1990年頃、Macintosh IIcxを買ってからおよそ25年、本気で欲しいと思ったマウスパッドはパイオニアのMacintosh互換機に付属していたガラス製マウスパッドと、このステンレスマウスパッドだけだった。
そのうちの片方が買えて(しかも新品)、とても幸せ。
Amazonで瞬殺だったけれど、まだしばらく在庫は供給されるみたい。ただ、いしたにさんのみたいもんを読むと、今回のロットがなくなったら次は分からないようなので、迷ってるとワタシのように15年会えないかもしれません。
もちろん、若い人は無理せず、小さな悔いと共に歳を取って、このくらいの金額に躊躇わずにすむようになったときに再び出逢えることを楽しむ、そんなのも人生の小さな楽しみだと思います。(そんな大袈裟な話じゃないだろ・・・)
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