そろそろ次期EOS 5が発表されるのは公然の秘密になりつつあるように思う。
噂通りなら、キヤノンは今年、ハイエンド機とフラッグシップ機と、2機種のフルサイズ一眼レフを相次いで投入することになります。
一方ニコンはD5とD500とフォーマットの違うフラッグシップを投入。基本、フルサイズとAPS-Cはあまり食いあわないと思うので、ニコンの方が上手な製品ラインナップにも思えます。
性能も価格も最高峰のD5はともかく、比較すれば安価な割にD5同等の性能を奢られたAPS-Cフラッグシップ D500が(ワタシのまわりでは)じわじわ増えています。
まあ、現実的な価格にあの性能では話題になって当然だけど、その中で「ニコン、久しぶりのAPS-Cフラッグシップ。キヤノンはちゃんと出してたのに(意訳)」という話を聞いて、あれ?ニコンって中堅機、充実してたよなあと思いながら調べたら、D300Sが2009年、たしかに7年ぶりのリリースか。
同じ2009年にEOS 7Dを出したキヤノンは2014年秋にEOS 7D Mark IIを出してるのだから、たしかに1年半引っ張った感。
ので、せっかくならと、他の上位機(フルサイズフラッグシップとフルサイズハイエンド機)のリリース年を調べて、モデルチェンジサイクルを見てみた。
こうしてみると、2012年までぴったり歩調を合わせていたニコンとキヤノンが、2014年から違う戦略を取るのが分かる。
14年にニコンはフルサイズのフラッグシップ機とハイエンド機をモデルチェンジ。キヤノンはAPS-Cフラッグシップをモデルチェンジしている。
フルサイズのフラッグシップ機に関してはニコンは12年、14年、16年と2年刻み。これはある意味、すごいなあと思う。まさか今年 D820とか出さないよね?
サイクル的にはキヤノンは今年、EOS-1D X IIとEOS 5D Mark IVが出る年で、実際、4月にEOS-1D X Mark IIが登場したけれど、EOS 5D Mark IIIの後継機はまだ。
どんな5Dが出てくるのか、とても楽しみ。
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でも、EOS 5D Mark III、とてもイイ感じの価格になってますね・・・。