映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

iMovie09の映像を外付けHDDで使う

クマデジタルさん iMovieのプロジェクトを外付けHDDに構築したい
たしかにAVCHDをAICに変換したファイルはストレージを大量に消費するので、映像を外付けHDDに置くのはいい方法。
ただ、バックアップも含め、ワタシは以下の方法で運用している。
参考になれば幸い。

Imovie09_1

まず最初に理解しておく必要があるのは、iMovie09ではプロジェクトとイベントは別のフォルダで管理されること。
イベントは読み込んだビデオ素材そのもの。プロジェクトはそれを編集した構造を記述したもの(編集結果というのが分かり易い?)だ。イベントは大容量(この例では8GB強)だが、プロジェクトは小さい(この例では9.5MB)。
プロジェクトさえ、オンラインになっていれば書き出したムービーは使えるので(後述)、ワタシはプロジェクトを起動ディスクに、イベントはRAIDに置いて作業終了後はRAIDの方を移動もしくは削除している。

Imovie09_2

読み込み時にでるダイアログで保存先を選択。
ここで外付けを選べば、イベントのみ外部HDDに構築可能。
ただ、1920x1080のサイズを前提にするなら、USBドライブは避けた方が賢明。

Imovie09_3

iMovieイベントの中に、キャプチャー単位でフォルダができる。
各フォルダは作業時にiMovieイベントの中にあればOKなので、当分使わないなら保存用のHDDやBDに待避させておくのが良い。
(AVCHDファイルはTC合わせのリキャプチャーが出来ないので編集変をするならイベントごと保存するしかない)

Imovie09_4

プロジェクトデータは通常ムービーフォルダのなかに作られる。
iMovieプロジェクトのなかに、各プロジェクトファイルがあるが、これはパッケージ形式なのでパッケージのシュリンクを外してやると中に各種の管理データがあるのが分かる。
iMovie09からメディアブラウザ共有やYouTube書き出しを行うと、シーケンスムービーがこのパッケージ内のMoviesフォルダに書き出され、素材(イベント)を削除しても完成品自体は残る。
イベントとプロジェクト、この2つを他のマックの同じ場所に戻せば、そのまま使える。
先日のアップルストアでのイベントでは、そのようにしてデータを持ち込んだ。

なお、クマデジタルさんが参照元にした重山陽一郎氏のブログに若干誤解があるようなので僭越ながら補足。

–引用–
これらの方法は、iMovie ’09のオンラインヘルプにも書いてあるけど、どうやらこのヘルプは、少し間違っている(^^;)

・イベントをコピーするには、コピー先のハードディスクのアイコンにドラッグします。
・イベントを移動するには、コマンドキーを押しながら、移動先のハードディスクのアイコンにイベントをドラッグします。

なんてことが書いてあるのだが、実際の動作は異なる。
・単なるドラッグ&ドロップ → 移動
・オプションキー+ドラッグ&ドロップ → コピー
が正しい。
–引用ここまで–

同一HDD上での動作は重山陽一郎氏の言うとおりだが、ヘルプに記載されているのはHDD間をまたいだコピー(複製)と移動の方法だ。
ドライブが異なるときはヘルプの記述で正解。(まあ、誤解を誘発しやすい記述かも)

–ads–


コメント (5)
  1. 重山 より:

    こんにちは、ご紹介にあずかりました重山です。
    補足いただき、ありがとうございます(^^)
    感謝します。

  2. SAIKA より:

    いえいえ、こちらこそ、
    写真、拝見させて頂きました
    いいなあ、と・・・

  3. sugi2000 より:

    ハードディスクをまたぐコピーの場合は、ヘルプの記述で正しいと思います。こまかいツッコミですみません。

  4. 1TBのHDDが我が家に!
    先日の土曜日のことになりますが、性懲りもなく今月2回目の東京遠征をしてきました。^^;
    出掛けた目的は外付けHDDを購入するため。「HDDならそ…

  5. iMovie '08と外付けHDD
    今までのDVテープのビデオカメラで撮影した映像は、WindowsマシンにIEEE…

MacとiPodのある生活 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください