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開発発表だけして、詳細な情報はなにも出ていなかったキヤノンの次期最上位機種、EOS-1D X Mark IIIが正式発表。
すごい性能とすごい値段。どっちもすごすぎてピンと来ないひとも多いかも。
オープン価格だけどキヤノンオンラインショップでも、ヨドバシカメラ、マップカメラでも80万円。税込価格88万円。なにもここで末広がりにしなくてイイと思う(笑)
EOS-1D X Mark IIは定価678,000円(税別)だった。4年で約2割、アップしたことになる。まあそれでもEOS-1D Cは120万円だったのだから、まだ安い?のか?(金銭感覚がおかしくなりますね)
とはいいつつ、キヤノンの意地と本気を注ぎ込んだ、最後の一眼レフ(?)に相応しいフラッグシップだと思う。
開発発表では4K/60Pと書いてたけれど、実際は5.5K/60P 12bit RAW動画の内部記録が可能で、さらに4K MP4の同時記録が可能、要はD.P.P.でRAW動画を1枚書き出せば、横5,500ピクセルのスチルが「秒60コマ」ある。ってことですよね。動画再生時のパラパラ感を気にしなければ、シャッター速度1/500秒でもいいんだし。まさにオリンピックモデル。
そう思って解像度のページみると、ですね
RAW動画の解像度と、スチルの横方向解像度が同じ。そして横5472pixelというのは、EOS-1D X Mark IIとまったく同じなんですよね。なんと潔い。
いや、いいんですよ、普通、そんな高速連射要らないし、大艦巨砲主義に付き合わなくても、写真なんてiPhoneで十二分に綺麗に撮れるんだし。周辺の歪みとか、周辺光量落ちとか、周辺の解像感低下とか、そんなの気にするひとは主流じゃ無いし、まして、写真の価値の中心はそんな(まさに)周辺にはナイ(笑)
だけど、それでも、超弩級フラッグシップじゃ無きゃダメなときがある、そんな瞬間と、そんな人のために、こういうカメラはあるんだと思うのです。
で、アナタは買うんだよね?と言われると、悩み中(笑)いや、買うつもりではあったんですけどね。いま、最高のEFマウントボディを投資すべきか、将来見越して、RFマウントレンズ(とかFEとか?)に投資を始めるべきか、とか考えちゃうんですね。重いカメラボディ持って動ける時間は、もう、限られているロートルにとっては、なおさら。
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