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FCP Xのイベントはフィルムストリップ表示可能

アップル話題の超大作にて世界中(のユーザー)を騒然とさせた問題作(笑)Final Cut Pro Xについては、明日発売のMacFan 8月号でファーストインプレッションを書かせて頂いた。(先週水曜の朝、入れた原稿が1週間後には印刷されて本屋に並ぶのだから凄いな)
その後、週末に書いた考察は、何を捨て、何を得たのか。Final Cut Pro Xから見えてくる「編集の再定義」としてMACお宝鑑定団ブログに掲載して頂いている。
大きく変わるFinal Cut Pro に、我々は編集ソフトのプロではなく、編集のプロであることを見せなければならないと思う。
それはさておき(笑)

Fcp_x_01

先日のFinal Cut Pro Xでデュアルディスプレイエントリーにおいて、
あれ?イベントってサムネイル表示以外ってできるんですか?とコメントを頂いたので、答える代わりにエントリー(笑)Fujiiさん、ありがとうございます。
答えは、できます。
Final Cut Pro Xのイベントブラウザは、iMovieのそれと近く、サムネイル以外にフィルムストリップ形式で表示可能。

Fcp_x_02

イベントブラウザの右下のスライダーが「すべて」になっていると、サムネイル表示。
このサムネイルはFinal Cut Pro 7と異なり、ポインタでなぞると中身を再生してくれる動的表示。

Fcp_x_03

このズームレベルを変えると、そのままフィルムストリップ表示に遷移。

Fcp_x_04

ちなみにイベントブラウザでのズームレベル変更のキーボードショートカットは、Command + Shift +,(拡大)Command + Shift +.(縮小)
(イベントブラウザ上にポインタがある場合、動作)
これさ、,(カンマ)が拡大で.(ピリオド)が縮小なんだけどさ、,と.ってキーボードではこの順番、つまり左が拡大、右が縮小だよね。
でも、画面のズームバーは、左方向が縮小で右方向が拡大なんだよね。
これも本来、押す方向と画面のズームバーの進行方向は一致すべきだと思う。
お宝ブログに書いたインスペクタのキーボードショートカットとあわせて、今回のアップルが雑に見える部分なんだよなあ。

Fcp_x_05

そして、どんどん拡大(ズーム)していくのは非常に使いやすいのだけど・・・
最初の画面(2枚目の写真)であるクリップを選択している(黄色の枠線で囲まれている)のが分かるだろうか?

Fcp_x_06

この場合、ズームはこの選択したクリップを中心に拡大していって欲しいと思うのは間違ってるかなあ。
現状はそんなことお構いなしに拡大される。
うーん。。。。
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コメント (2)
  1. harunobu_fujii より:

    詳細な回答エントリーありがとうございます!
    私はMacBookAirでテストしているので、イベントブラウザが小さくてスライダーがあることも気がつきませんでした。
    デュアルディスプレイ表示のときには個人的にはフィルムストリップ表示がいいな、と思ったのですが、イベントブラウザが小さいと大変なことになります^^;。確かに選択したクリップ中心でなってくれないと、ノートで作業するには面倒ですね。

  2. Su-Q より:

    “Dear Final Cut Pro customers, As you know, we’ve just released Final Cut Pro X. We’re really proud of it. It represents the future of what’s become the most important piece of software for professional video. There are features in it — like the magnetic timeline — that we think you’ll love, and that will help you work faster open up new creative possibilities. However, in rebuilding Final Cut Pro as a 64-bit application from the ground up, we’ve had some tough decisions to make. That means some of the features you’ve grown to love aren’t there yet. Final Cut Pro X is the future of video editing, and we recommend you upgrade to it as soon as possible. But if the feature you need isn’t there, we’d like you to know that we’re working hard to add in the key tools our professional customers know and love, and meanwhile we’re going to continue selling and supporting Final Cut Pro 7 until at least the end of 2012. Best wishes, Apple.”

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