先日、テスト的に1カットあげた3D動画を見ておかしいと思った。最初は音が途中で切れたように思ったのだが、よく見たら、画がスロー再生のようになっていて(結果)音が足りなくなったのだと気がついた。
ビクターJVCの民生用3Dカムコーダー GS-TD1の3D動画(フルレゾリューションのMVCで撮ったもの)である。先週、しょういちさんも似たような事例で苦しんでいたので、ワタシがMacユーザーゆえ、慣れぬWin作業でミスを犯している可能性は低い(ミスだったらごめんなさい)
ので、どうやってTD1の3D動画をYouTubeにアップすると良いのか、同じカットで試行錯誤してみた。
GS-TD1で撮ったMPEG-4 MVCファイルを用意。MVCは横方向の解像度が半分になるAVCHD-3D(サイドバイサイド方式)と異なり、フルHD解像度のステレオスコピック 3D 撮影のフォーマット。
ただし、MVCはYouTubeでは3D動画として処理されないので、アップロードにはAVCHD-3Dのサイドバイサイドファイルにする必要がある。
同じクリップをTD1バンドルのEverio MediaBrowser 3Dで簡易編集、下記のように書き出し、アップロードした。
1.AVCHD(3D)書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
2.MPEG-4 MVC書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
3.AVCHD(2D)書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
4.AVCHD (3D)書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから3D動画設定でYouTubeにアップ
5.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから3D動画設定でYouTubeにアップ
6.AVCHD(2D)書き出し→再読み込み→ MediaBrowser 3DからYouTubeにアップ
7.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dの動画共有機能で2D書き出し、ブラウザからYouTubeにアップ
8.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから2D動画設定でYouTubeにアップ
1,4,5がYouTubeで3D動画として処理される。
1と3は冒頭に述べたように映像尺が倍になってしまう(音声尺は正常)のでNG。
4と5はYouTube上では画質の有意差が見えないように思うが3Dの画質評価はワタシには出来ない・・・。
1,4,5以外は2D動画、2は本来3DファイルだがYouTubeでは左チャンネルのみ表示されているように思う。3,6,7,8が最初から2D動画としてアップしたもの。
6,7、8が、本来、3Dムービーの2Dアップロード用だと思うのだが、モーションブラーのような残像感が大きく、個人的にはイマイチ。
2は本来2Dではないのだが、2Dムービーとしては一番高品質に見えるのは気のせいか?
1.AVCHD(3D)書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・AVCHD(3D)書き出し → MBTファイルを、ブラウザからYouTubeにアップロードしたもの
2.MPEG-4 MVC書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・MPEG-4 MVC書き出し → MB3ファイルを、ブラウザからYouTubeにアップロードしたもの
3.AVCHD(2D)書き出し → ブラウザからYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・AVCHD(2D)書き出し → MBTファイルを、ブラウザからYouTubeにアップロードしたもの
4.AVCHD (3D)書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから3D動画設定でYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・AVCHD 3D書き出し → MBTファイルを、再度Everio MediaBrowser 3Dにインポート。Everio MediaBrowser 3DからYouTubeにアップロードしたもの
アップロード設定 1920×1080 3D映像をサイドバイサイド方式でアップロードする
5.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから3D動画設定でYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・MPEG-4 MVC書き出し → MB3ファイルを、再度Everio MediaBrowser 3Dにインポート。Everio MediaBrowser 3DからYouTubeにアップロードしたもの
アップロード設定 1920×1080 3D映像をサイドバイサイド方式でアップロードする
6.AVCHD(2D)書き出し→再読み込み→ MediaBrowser 3DからYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・AVCHD 2D書き出し → MBTファイルを、再度Everio MediaBrowser 3Dにインポート。Everio MediaBrowser 3DからYouTubeにアップロードしたもの
アップロード設定 1920×1080 2D映像でアップロードする
7.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dの動画共有機能で2D書き出し、ブラウザからYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・MPEG-4 MVC書き出し → MB3ファイルを、再度Everio MediaBrowser 3Dにインポート。Everio MediaBrowser 3Dの動画共有機能を使って、2D動画として書き出し、ブラウザ経由でYouTubeにアップロードしたもの
8.MPEG-4 MVC書き出し→ 再読み込み→ MediaBrowser 3Dから2D動画設定でYouTubeにアップ
Everio MediaBrowser 3D → ・MPEG-4 MVC書き出し → MB3ファイルを、再度Everio MediaBrowser 3Dにインポート。Everio MediaBrowser 3DのYouTube機能を使って、YouTubeにアップロードしたもの
アップロード設定 1920×1080 2D映像をアップロードする
検証続行中だけど・・・慣れぬWinということもあって、くじけそうだよ(笑)
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