コマーシャルフォトとビデオSALON、の2013年6月号が相次いで届いた。
まずはコマフォトから読む。
特集は、ラフォーレ原宿の広告 2001-2013
ファッション広告、という意味だけでなく、広告そのものに大きな影響を与えてきたグランバザールな(?)グラフィック広告の「21世紀」篇。
個人的には東京のファッションをリードした(と言われる)ラフォーレ原宿には、まったく縁もないし、そこから発信されたファッションセンスにもピンと来ない。
だけど、ラフォーレのチームが発信したグラフィック広告の強さには、共感するしないを別にして刺激を受け続けたのをいまも強く覚えている。
これらが10年以上前の広告なんだぜ。
まあ、自分の好みとは違う部分ではあるんだけど(^_^; そこはラフォーレがもともとワタシのような層を相手にしていないので仕方ない所。
がんばって、おお、と思わせ続けて欲しいなあ>ラフォーレ。
世界の広告ベストセレクション、では、すかさずFrolicのビスケット広告。
一部で話題になっていたドッグフード(ビスケット)の広告で
She’s only with him for his biscuits
彼女が彼といっしょにいるのは、彼がビスケットを持っているから
という身も蓋もないキャッチコピーがシャープで、写真の良さと相まって上手いなー、と思ってた。
いや、これって、やっぱ財力(ビスケット)かよ、って突っ込むトコじゃなくて、一緒にいる理由?ビスケットよ、って、微笑む美女犬とその横で舌を出してる不細工なわんこの愛情物語なんだと思う。
グラフィック広告は、見せるものであると同時に、読ませるもの、だよね。
小ネタ?的には、モノブロックストロボとハンディストロボ、LEDを組み合わせたミニチュア撮影ページが面白かった。
ワタシも液晶を背景に撮るので(笑)これからはもうちょっと工夫すべきかなあ。
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