超高速Thunderbolt SSD壊れる:サムスン X5 の続編です。壊れたSamsung SSD X5からベアSSD(?)を取りだし、Thunderboltケースに入れて復旧してみたという話。
サムスン X5は表面にビスひとつ無い筐体で、分解するには割る(壊す)しか無い?と思ったのですが
製品公式ページにあった内部構成図を見ると、この赤いパネルの裏にネジがあるのが分かります。でも、このパネル、取れそうにもなくて途方に暮れました。
が、偉大な先達は居るもので、「せきねさん家」のサムスンのポータブルSSD X5を分解してSSDケースとして利用する(分解手順編)に行き着きました。この後半にX5の分解手順が書かれています。
せきねさんは使用済みのプリペイドカードを使ってキレイにパネルを外していますが、ワタシはカードがないのでカッターを使ったのと不器用なのが相まってX5の筐体が傷だらけになってしまいました。
あと、筐体分離にこんな所に隠れネジがあるのも、せきねさん家を読んでなければかなり悩んだと思います。感謝。
3枚おろし状態のSSD X5
使われていたベアSSD(?)はSamsungのMZVLB1T0HALR-00000。サムスンのWEBで調べてもヒットしませんが、ASCIIの過去記事に依れば、2018年春に販売が始まった製品で、970 EVO シリーズと同様の仕様、スペックらしいですね。
Thunderbolt端子は長年の酷使がたたってか、緩く、かつ内部の凸端子もグラグラしていました。これを修理できるスキルを持っていればいいのですが残念ながらワタシにはありません。
代わりに用意したのが、sanzangmasterなる深圳のメーカーのThunderboltケース。
正直、なにがいいのか分からなかったので、Amazonでコメント等を読んで大丈夫そうなものを選びました。
M,2 SSDケースとしては大ぶりだと思いましたが、サムスンのX5と似たサイズ感。放熱を考えるとこのくらいの大きさになるのでしょうか。
中はシンプル。ヒートシンクもミニマムなものです。このケースについては後日、改めてレビューするかも。
復旧しました。
X5ほどの速度が出ていませんが、調子悪くなって以降のX5でベンチマーク取っていませんし、SSDもデータが沢山入った状態のままなので、後日、初期化してから再計測してみないとなんとも言えないですよね。
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ケースが金属製ならSSDに放熱ゴムを貼り付けてケースに熱を逃すようにした方がよさそうですね。
同じケースを所有しています。
数字を見ると、exFATではないようですが….
exFATにすると、速度が半分になるので、注意が必要です!