プレゼン時にステージからPoerPointのスライドを送る操作のできるワイヤレスコントローラーは結構ある。が、Mac対応で、さらにKeynote対応が明示されている製品はあまりない。
キヤノンから発売されたレーザーポインター2機種は、Mac対応、パワーポイント、キーノートの送り、戻り操作対応に、タイマーとタイマー連動のバイブレーション機能を持ったレーザーポインタである。上位機種であるPR10-GCを購入したので、ファーストインプレッション的なレビュー。
Canon PR10-GC (下に置いたiPhone 6 Plusからサイズ感が分かると思う)
姉妹機(下位機種)にPR100-RC-BK / WH(色違いで2機)があるが、どちらも外観、基本機能は同じ。上位のPR10-GCがグリーンレーザーでワイヤレス到達範囲30m、下位のPR100がレッドレーザーでワイヤレス到達範囲15mと大きな機能差ではない。
Mac & Keynote対応、いいね。プレゼン用に買うか、と公式ページ見ながら、メーカー希望小売価格 35,000円(税別)表示に、おいおい。と見なかったことにしていたのだけど、昨日、キヤノンオンラインショップから、会員限定100台にモニター販売(後日のアンケート回答要)の案内が届き、アクセスしてみたらPR10-GCが9,241円(税別)だったので、思わず購入してしまった次第。
翌日届くあたり、キヤノンオンラインショップもがんばっているけど、その後、Amazon見たらPR10-GCが1.38万円(税込)だった。キヤノン、いくら希望小売価格とはいえ、希望が高すぎだ(笑)。(このブログを書いている時点ではまだ在庫あるようなので、買うならキヤノンオンラインへ)
で、Mac & Keynote対応、タイマーとタイマー連動のバイブレーション機能のレーザーポインタがない、と書いたモノの、上の実物写真と以下の写真を比べると・・・
ロジクール Professional Presenter R700
フォルムも機能もそっくり。サイズもほぼ同じ。
赤色レーザーでワイヤレス10m、というあたりは下記機種のPR100-RC-BK同等。
日本では売っていないが、米国本国ではLogitech Professional Presenter R800という上位機種があって、緑色レーザー、30mワイヤレス。これがPR10-GCの原型か。
ただし、対応はパワーポイントでOSもWinのみ。やれば動くのかも知れないが、キヤノンは明示的に対応(後述するがKeynote切り替えスイッチも持つ)のが大きい。ロジテック(US)の改良版OEMか、もっと大元に原型があるのかは分からないけれど、ここはMac対応にこだわった(?)キヤノン偉いと言うことで、レビューを進める。
ワイヤレスとはいってもBlueToothではないので、PC側につけるレシーバーが必要。他の製品だと、このレシーバーを無くしやすいのだが
PR10-GC / PR100は、本体底部にコムサイのように収納されている。これは個人的になくし物の多いワタシには高ポイントなところ。
そしてレシーバーをMacのレシーバーに挿せば、それだけで操作が可能になる。ドライバソフトとか、設定とか、一切不要なのが嬉しい。
(MacBook Pro 15/ OS X 10.10.5 Yosemite および Surface Pro 3 / Windows 10で確認)
機能的には(写真上から)
・タイマー (時間設定によるカウントダウンと設定なしのカウントアップ)
・グリーンレーザー
・Keynote,PowerPointその他のフォワード、バック
・タイマー連動バイブレーション(これ、有効)
・画面オフ(ブラックスクリーン)機能 (これも良さそう)
・Keynote,PowerPoint スタート、終了。
左側面に、Keynote,PowerPoint切り替えスイッチ
右側面にタイマー設定ボタン(液晶オフ時のウエイクアップボタン兼用)
人間工学?を謳うフォルム。たしかに持ちやすい。
グリーンレーザーは8倍明るいらしい。シャアもびっくり。
本体上部にレーザー確認ランプがある。
注意書きはすべて日本語
昼間の室内でもこんな感じ
こんな感じ
キヤノンロゴ入りソフトケースが付属
EOSユーザーだから、ではないけれど、キヤノンロゴつきで、Macで安心して使えるレーザーポインタとしてはイイと思う。
実際に使うのは次のオープンキャンパスからかな。
–ads–