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オデッセイと火星の人

オデッセイって邦題になぜなったのかは知らないけれど、ラテン読みのオデュッセイアが古代ギリシャの、ものすごく長い(ので飛び飛びにしか知らない)冒険叙事詩であることを思うと、まあ間違ってはいないのかと思う。

そんな訳で、映画 オデッセイ 見てきた。

Martian

崇高な心を持つエンタテイメント映画って、ハリウッドが時々見せる見事なマジックだと思う。
リドリー・スコット、78歳なんだぜ。
中国が重要な役どころを担うのはグラビティ同様、巨大な映画市場への目配りなのかもだけど、逆に映画のどこにも日本の出番はない。
映画市場としての日本の存在感が薄いのか、日本そのものの存在感が薄いのか。

と、FBで呟いたら、原作同様だよと教えて貰ったので、慌てて昔買って、途中までで積ん読になっていたハヤカワ文庫を(あれ?いつの間にか上下巻になってる)一気読み。
なるほど。。。

原作 THE MARTIAN こと 火星の人 と、映画オデッセイの脚本上の忠実なところとリライト部分。ハリウッドの脚本家ってすごいなあと思った。

映画のなかの話だとしても、いざとなれば手をさしのべあえる、そんな世界を舞台にする。
原作者も脚本家も監督も、そう描いているのがいいなあ、と。
その原作のテキストをモノローグにした、予告編、よくできてる(この予告編、ワールドワイドで共通版みたいだ)

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コメント (1)
  1. 映画『オデッセイ』 THE MARTIAN ネタバレでお節介な解説
    (ネタバレはストーリー紹介の後の「以下ネタバレ注意」表記以降からです)
    面白かった!この映画大好き!
    絶望的なサバイバルが最新科学技術や現実に基づいたリアリティ重視で描かれるにも関わらず、この地に足の着いたエンターテイメントが観客に示してみせるのは、科学と人類の進歩のポジティブな面。観た後に明るく前向きな気持ちになりました。
    観終わって買い物中の嫁と合流し「……

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