EOS-1D X II発売をまえに、とある理由から中古のEOS-1を手に入れた。
ジャンクでもいいと思っていたけれど、ほぼ完動の個体。(実際のフィルム撮影はしていないのでシャッター速度等に問題がある可能性はあるけど)
Canon EOS-1N 正確にはEOS-1NにバッテリーパックBP-E1を装着した EOS-1N DP 仕様。
バッテリーを入れたら液晶が灯った。こいつ、動くぞ。なにしろ発売は1994年。実に22年前の機体なのだ。
液晶照明ボタンでブルーに灯る液晶。そう、この時代はブルー照明だったよね。その後、オレンジに変わるのだけど、この品のあるブルー、好きだった。
T-90に始まった曲面軍艦部が特徴的な1系。
こうしてみると94年のEOS-1Nどころか89年の初代EOS-1、すなわち27年前には基本的なユーザーインターフェイスが完成していたのが分かる。
特徴的な3ボタン操作系。多重露光がここにアサインされている
背面液晶がなく、ボタンも少ないのですっきりしたリア。でも、右肩のボタン配置はいまと変わらない。
フィルム給送部、
右手部にリモート端子。
そのうえのパームウイング内にブラケットやドライブ切換のボタン。
そして、グリップ部が外れる
EOS-1専用のバッテリーパックBP-E1
グリップ部に2CR5
縦位置グリップ部にあるボタンを押しながら引き出すと
単3電池4本。
EOS-1 DPのDPはデュアルパワーらしい。2種類の電池を同時に装着し
グリップ下部の切換スイッチで電源を選ぶ
このデザインもいまの1系に引き継がれていますね。
もちろん現行EFレンズも駆動
もうフィルムで撮ることはおそらく無いと思うけれど、久しぶりにフィルムを装填したくなるカメラ
という訳で、22年前のフラッグシップEOSでした。
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