とある方から冗談交じりにリクエストされたので、今月中のどこかで発売されるEOS-1D X Mark IIが届いたときに、あ、XXが買ってない・・・と慌てないための事前準備チェックリスト。
EOS-1D XやEOS-1D Cを使っている(いた)ひととEOS 5D Mark III等を使っている(いた)ひとで、ほんの少し異なります。
まずはCFastカード。EOS-1D X Mark IIはCFとCFastのデュアルスロットなので、持ってるCFを流用できるとは言え、連続撮影時の枚数がCF、CFastで大きく異なること。4K60PはCFastでのみ記録可能であることを考えると、CFastをメインに、CFはサブに考える必要があると思います。
XQDに追随するように、先月末からCFastカードの市場価格が急速に落ちているのでそこは嬉しい。なお、現状でキヤノンが動作保証しているのはSandiskのCFastのみなので一応、自己責任で。
次に予備バッテリー。EOS 5D Mark IIIからのひとは当然のようにバッテリーパック LP-E19を買うのが必須。1D系のバッテリーは持つとは言ってもそれが尽きたら重い文鎮と化すので、予備バッテリーは必然。
悩ましいのがEOS-1D X、あるいはCユーザーで、旧バッテリー LP-E4N/LP-E4を予備に持っている場合。LP-E4N/LP-E4は互換性がある一方、14コマ/秒のEOS-1D X Mark IIならではのアドバンテージを活かすのにはLP-E19が必要。
でも、そんなシチュエーションは毎回は来ないしなあ・・・という訳でワタシはLP-E19は本体付属の1本のみで、予備はLP-E4Nでまわすつもり。
さらにCFastのカードリーダー。
これも取りあえずはEOS-1D X Mark II本体とPCをUSB3.0で直繋ぎすればいいことなんだけど、カードリーダも安価になってきたので、ここは買っておくべきと思います。
1D系ユーザーは問題ないけれど、EOS 5D Mark III等から乗り換えると、重さもさることながらサイズアップの影響でそれまで使っていたカメラバッグに入らないこともあります。
この辺は実際に運用しながら最適なバッグを探すのがいいし楽しいと思うけれど、そのつもりでいた方がイイと思うのです。
そして先日書いたように、EOS用のソフトウエアもEOS-1D X Mark II対応版がでてるので、アップデートしておく。慌てなくてもそんなのCD-ROMでついてくるじゃん。って方も居ると思うけれど、少なくともMacでは標準仕様ではもう円盤は読み書きできない、ドライブ探してイライラするより(ワタシだ)オンラインでさくっと今のウチにアップデートしておくのがイイと思います。
Digital Photo Professional、EOS Utility、Picture Style Editor・・・あれ?ImageBrowser EXのアップデータが出ていない、と思ったら
EOS-1D X Mark II、EOS 5Ds、EOS 5Ds R、EOS 80D、EOS 8000D、EOS Kiss X8i、EOS Kiss X80、EOS M3、EOS M10は対応していません。
って、え?ImageBrowserついてこないの?しかも、5Dsの頃から?
これについては、改めて書くつもり。
取りあえずそんなところかなあ。
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