どんなものにも裏はあるみたいだ。EOS-1D X Mark II発売直前、調達をはじめたCFast 2.0カードで裏について考えさせられることになった・・・。
SanDiskのCFastカードと、TranscendのCFastカード。
CFとCFastは外形寸法が同じだけど、間違って挿入しても刺さらないように作られている。
そのひとつが(CFだと)ピン孔があった部分にあるふたつのスリットというか穴なのだが、なんとサンディスクとトランセンドでは小さな穴のある側が違う。
この穴と側面のガイドがポイントで、CFastカードは小さな穴側がL字型ガイド、大きな穴側が凸型ガイドになっている。
CFastの規格がどちらが表と規定しているか探した範囲では分からなかったのだが、正面から見て小さな穴およびL字が右側になっているのがサンディスク。
ところがトランセンドは逆で、凸ガイドが右側になるように製品ラベルが貼られている。
サンディスクと同じようにするとトランセンドは裏面が上になる。
トランセンドの個体がラベル貼り間違えかと思って公式サイト見に行ったけれど、(トランセンド的には)これで正常らしい。
もう1社、Lexarを調べたら、レキサーは3400xまではトランセンドと同じで3500xからサンディスクと同じに切り替えたみたい。
EOS-1D X Mark IIはCF & CFastのデュアルスロットだけど、CFastに関しては小さいスリットを下にするようになっている。
サンディスクのCFastだとCFと逆方向になるので、これはどうかなあ、と思っていたけれど
トランセンドのCFastにするとラベル面は同方向を向く。
でも、サンディスクとトランセンド、レキサーを混在使用すると頭の中が混乱しそうでイヤだ(笑)
ってか、とっさの時、間違えそうで。(間違っても入らないだけでピンを壊す危険はないと思う)
ちなみにサンディスクのCFastカードリーダーは当然ながらサンディスクのカードで正対になる。
トランセンド・・・なんで君は逆なんだ・・・。メーカーの見解を訊きたい(笑)
先月末から急速に市価が下がったが、サンディスクとトランセンドだと同容量で1万数千円の価格差がある。これがなければトランセンド買うんだけどな〜。
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