大きくなっても重くなっても高価くなっても画質最優先で・・・みたいなレンズ造りもいい(EF11-24mm F4LやEF35mm F1.4L IIはそういう方向性ですよね)けれど、キヤノンのすごさは、小さく安価なレンズが単に廉価版ではないってトコにもあると思ってる。
EOS M用のマクロレンズ EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMもその代表格になりそう。
「コンパクトで」「ライト搭載で」「等倍以上のスーパーマクロで」「高度な手ぶれ補正つき」
これまで存在したEOS Mのウイークポイントを一気に埋めるどころか、下克上というか、素晴らしい。
28mm(換算45mm)は、いまはディスコンの名コンパクトマクロ EF50mm F2.5に似た焦点距離。
全長も短く(携帯性いい)、なにより、レストランで「座ったまま」料理全体が撮れる画角。(100mmは好きだけど、レストランで出すのは仰々しいし、立たないとお皿全体がはいらない)
EF50mm F2.5はライフサイズコンバーターつけないと等倍にならないレンズだったけど、これは等倍どころかスーパーマクロモードまで。
等倍以上って、これまではMP-E65mmしか存在しなかったし、MP-E65mmはマクロ「でしか」撮れない特殊なレンズ。
それがAFでフツーに使えるなんて(笑)
EOS Mにマウントアダプター経由でEF100mmF2.8をつけたずごっく寄った写真がこれだけど、これが簡単に撮れる。ライティング付きで。
ライトは左右独立でオンオフどころか、光量調節(2段階?)できるらしいけど、レンズ本体にはボタンがひとつに見える。トグル押し?
EOS M系の中では、チルト液晶をもつEOS M3(チルト液晶のレビュー?)が組み合わせとしてはベストだと思うけれど、安価なM2やM10でもオッケーだと思う。
棚の肥やしになっている初代EOS M(ベイブルー大好き。いまのMはなんでフツーの配色になっちゃったんだろ)を復帰させて使おうかなー。
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