自動巻きの機械式時計、ソーラーウオッチ、電池を必要としない腕時計は既に存在するけれど、体温で動く腕時計はおそらく初めてのはず。
そんな熱発電(温度差発電)で駆動するスマートウオッチ、MATRIX PowerWatchのクローズドな発表会に呼んでいただき、行ってきました。ある日の夜。
一見、ケースの厚い腕時計にしか見えないけれど、これは機械式時計ではなく電池も不要(内部に充電池はあると思いますが)。腕にはめていると体温(正しくは体温とケースの温度差)を使って発電し、その電力で動く腕時計。
*この写真のみプレスキットより。他の写真はすべて発表会時に撮影。
活動量、消費カロリー、睡眠を計測しログとして蓄積、iPhone または Androidに転送管理出来るスマートウオッチ。
現状できることは少なく、機能としてはApple Watch等と較べるまでもないシンプルなものだけど、
ほぼ毎日のように充電を必要とするApple Watchや他のスマートウォッチと異なり、充電を必要としないのが画期的。
個人的に付け加えるなら、丸い、のが素晴らしい。
これはブラックベゼルのBLACK OPS
こちらがシルバーベゼルのスタンダード(?)版
ケース側面に見えるスリットが空気を出し入れして温度差を促進するらしい。
BLACK OPSはバンドがミラネーゼループ型。(シルバーは普通のバンド構造)
その日はめていた14年モノのタグホイヤーと。
発表会で振る舞われたケーキ(ほかに軽食を頂きました。それ以外の利益供与はありません)
Apple Watchは便利に使っているけれど、腕時計としての佇まいは他に持っている腕時計(コレとかコレとかコレとかコレとか)の方が好きだし、ましてそれらを朝、気分と用途ではめるのが好きなので、ずっと同じものを着けていることが前提のヘルスログ系スマートウオッチは選択肢に入りにくいのだけど、この佇まいはアリだと思いました。
MATRIX PowerWatch、しばらくウオッチし続けたいと思います。(Watchだけに)
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