2週間ほどまえに書いたように、今年の上半期(おそらく通期でも同じだろう)ビデオカメラマイベストはキヤノンのHF G10。
2年前にこれがあったら、大学演習室のハンディカムはすべてこいつになっていたハズだ。バッテリーやチャージャーを考えると混在がちょっと考えにくいので導入できないのが残念。米軍がユーロファイターを運用するようなもんだからなあ。
そして、キヤノンの新しいアクセサリーがWM-V1。
2個で1セットのワイヤレスマイクユニットだ。
まあ、SONYにもECM-AW3という同じような製品があるし、ワイヤレスマイク自体は業務用では昔からある。UWP-V1なんかはその代表。
WM-V1やECM-AW3がそれら業務用と違うのは、UWP-V1等が800MHz帯を使うUHFワイヤレスなのに対し、WM-V1やECM-AW3はBluetoothを使ったワイヤレスだということ。
そのため、安価でかつ使用の敷居がとても低い。さらに相互でトランシーバーのように会話も可能(会話の録音はできない)
レシーバーユニットをこんな形でHF G10に取り付ける。
専用マウントスポットがあるわけではなく、グリップに挟み込むなど。
さらに出力をHF G10本体のマイク入力に挿す。
この辺は、レシーバーをG10内蔵にして、マイクだけ売ればいいのにと思うが、コスト面なのか他の理由があるのか、別ユニット。
HF G10は内蔵マイクとマイク入力を任意のバランスで収録できる。
この辺のイージーオペレーションは民生機ならではでとても好き。
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