2024年8月10日
コマフォト 2024年9月号とEOS R5 Mark II
コマフォト こと コマーシャル・フォト 2024年9月号の見...
銀塩写真がデジタル写真になり、その場で結果を見ることが出来るようになったことで、試行錯誤の余地は広がり、結果的に現場で写真を「追い込めるように」なった。
とはいえ、長時間露光は現場でなんども試行錯誤する余裕がない事も多く、難易度の高いシチュエーションだと思う。
今日、4月10日、玄光社から発売された「スローシャッターバイブル」は、文字通り、スローシャッター撮影に特化した写真マニュアル。
様々なシチュエーション別に、設定の考え方や露出データが作例と共に紹介されていて、これは貴重だなあ、と思った。
シチュエーション毎にフォトグラファーも異なり、それぞれの考え方、流儀の違いが垣間見えるのも楽しい。
技術解説と言っても、目からうろこのような特殊なノウハウではなく、読めばなるほど、そうだよね、と思う内容の話ではあるんだけど、実際の露光時間や絞り、が写真と対になって理解できるのは、技法解説としてとても正しく、素晴らしいと思う。
もうちょっと印刷がいいと良かった気もするが、そうすると高価い本になっちゃうのかな。
個人的には去年後半から、タイムラプス撮影にスローシャッターを組み合わせているので、とても参考になった。
タイムラプスって、1枚単位の話では無く、1枚1枚が、群となってひとつの映像に集約されるので、その1枚1枚の時間軸がどう描写されるかはとても重要だと思ってる。
さて、次はどこで撮ろうか。
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