2024年9月19日
iPhone 14 Pro での最後の写真
予定通りならば、明日、iPhone 16 Proが届きます。...
たまには時事ネタを(誰ですか、じじいネタだろ、とか言う人は)。
消費税が来春から引き上げられることが正式に決まったそうですが、消費税といえば思い出すのがキヤノン T90(愛称タンク)という一眼レフのこと。
ワタシが大学生の頃(歳がばれます)、初めて新品で買ったカメラです。
もう正常には作動しませんが、いまでも大事に持っています。(カタログも)
ミノルタ(という名も懐かしい名前になっちゃいました)が、α7000でオートフォーカス時代を切り開いたあとで、オートフォーカスを搭載せず、そのかわり、AF以外のすべての最新テクノロジーを搭載した(という)キヤノン、最新型の(そして最後の)FDマウントカメラ。
(そう言いながらキヤノンは翌年、EOS初号機を出すので、ある意味、T90はしんがりとしてFDマウントの撤退戦の主役をはったともいえるかも)
いや、なんで、それが消費税の想い出かというと、T90が出た当時(1986)、消費税は存在せず、T90の定価は14万8千円(ボディのみ)だったのだけど、1989年に消費税が導入されたとき、14万8千円+消費税になったのではなく、定価が下がったのです。
これは値下げではなく、当時、カメラや自動車には物品税と言う名の贅沢税が掛かっていて、消費税導入とバーターで物品税が廃止。
結果的に定価が下がったのですね。
当時、へええ、と思ったので、消費税と聞くとT90を思い出すのです。
にしても、3年間、(実際にはもっと長く)一線で販売され続けたT90は名機だよなあ。
ルイジコラーニのコンセプトデザインによる流麗なボディ。
電子ダイヤルをはじめとした操作体系。
いまのEOS(とくに1系)の基礎となるだけでなく、デジタル一眼レフの原型といってもいいんじゃないかなあ。
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