一眼カメラを動画用途で使うと、リグとかカメラケージが欲しくなります。一方でムービー用にリグを組み上げるとスチルカメラとしてはとても使いにくくなってしまいます。仕事は動画中心だけど趣味は写真、のワタシに悩ましいところで、これまでは(個人用のカメラには)リグもケージも着けませんでした。
が、パーツの着脱がスピーディなFALCAMのカメラケージを紹介され、使い始めたのが12月。
FALCAM(ファルカム)カメラケージ EOS R5 / R6 用 2634
EOS R5、R6用となっていますが、写真のようにEOS R5CでもOKでした。写真はEOS R5Cにカメラケージとオプションのトップヘッドグリップ F-22 2560 を装着し、マイク等を着けた状態。
EOS R5/6用のベースキット 2364
本体と固定用ネジ、六角レンチ、コインドライバーが付属。
なかなか質感のいいディティール。背面下段のDesigned by・・・のタイプが、アップル風でちょっとにやっとしてしまいます。
付属の六角レンチもしくはドライバーでネジ止めします。FALCAMの運用においてドライバーを使うのはここだけです。
上面。
右手側側面。後述する左手側側面、底面、含め、どの面も、ボタン、スロットへのアクセスを阻害しません。
底面にアルカスイス互換プレートがあります。
前面にFALCAM X Ulanzi のロゴタイプがあります。日本のAmazonではUlanzi名でFALCAM製品が売られていることも多いので、てっきりウランジのブランドかと思っていたのですが、今回FALCAMの国内総代理店になったイメージビジョンの社長氏の話では、FALCOMはUlanziとは別の会社だそうです。
底面がアルカスイス互換なのでアルカスイス互換規格の雲台に直接マウント出来ます。
こんな感じ。
Canonロゴも覗きます。
左肩に「隼」の書き文字。FALCAMの由縁だそうです。
左側面。中段にFALCAM F-22 規格のマウント部、下段が F-38規格のマウント部になっていて、このF-38マウントがアルカスイス互換になっています。
ので、そのまま、縦位置でカメラを三脚にセットアップできます。(両サイドとも)
L字プレートの代わりになり、かつ、どちらが上でも対応するのは○。
オプションのF-22 2550 トップヘッドグリップを買いました。これらF-22規格のアクセサリーはネジ止め等不要でボタンロックのみで容易かつスピーディに脱着できます。この辺が今回、ケージに手を出そうと思った由縁。
ハンドヘルド型のカムコーダー(VX-1000とか懐かしいですよね)ライクに下げて歩けます。
もちろんEOS R5Cでも大丈夫。というか、前後の重量バランスから言うとEOS R5よりR5Cの方がバランスいいかも。
EOS R5C装着時も全ポートを塞ぎません。
大学の機材に組んでみました。
F-22マウント部は側面にもあるので、なんならグリップを側面に着けることもできます(あまり実用性を感じませんが)
イメージビジョンのオフィスで他のアクセサリーを試させていただきました。(この時の別件とはこのことだったのです)
F-22 2549 サイドハンドルグリップ
これ、動画手持ち撮影時には良さそうで欲しかったのですが、1本1万円を超すのでちょっと我慢
F-22 3041 マッシュルームハンドル
これもユニークですよね。
トップヘッドグリップに2542 デュアルクイックリリースパンヘッド、サイドハンドグリップを着けたフルアーマー状態。
F-22,F-38マウント以外にも汎用シューやネジ穴も多数装備なので、汎用アクセサリーパーツを使って
こんなことや
こんなことも容易です
いろいろ試してみると楽しいのですが、いかんせん展示品が量販店にある訳ではないのが残念。
使っていて気になる部分があれば続報します。