NVMe SSDは速い。単体でケースに入れても速い。なのに、そのNVMe SSDを4枚挿してRAIDを構築できる小型のケース、OWC U2 Shuttleが発売。(公式サイト)
RAID 0(ストライピング)のNVMe SSD x 4は巨大な筐体のHDD RAIDより高速で、それでいてサイズは14.6cm x 10.2cm x 2.3cm (長さx幅x高さ)と、ほぼ文庫本のサイズ。鞄どころかコートならポケットに入る大きさで、まさにポケットの中の戦争、もとい、ポケットの中のRAIDが実現する。
いままでスタジオ撮影の時はG-SPEED Shuttle 「ミニ」を持ち込んで現場バックアップを取っていたけれど、当然クルマが前提。それがポケットに入って地下鉄で移動できる、というのは、一気に未来が来た感じ。
ではあるんだけど、この使用イメージ写真見て分かるように、この文庫本サイズのShuttleはそのままMacに繋がるわけじゃない。
ケースのインターフェイスはU.2。製品ページに「U.2ドライブベイを搭載したPCに」とかさらっと書いてあるけれど、現時点でU.2ドライブベイを持つMacなんかないので、U.2ドライブベイを持つドライブ、例えば同社のThunderBay Flex 8とかMercury Helios 3Sが必要になります。しかも、向こうとコッチ、それぞれに。
8年前にG-TechnologyがトライしたG DOCK evのコンセプトにも似ている。これ、結局、その規格が使えるドライブが普及しないと個々のクリエイターベースでは実用性に乏しいのが実際の所だったと思う。撮影スタジオと編集スタジオを自社で持つ会社が、その間のデータシャトルに導入するならベストのソリューションだと思うけれど、そういうところは双方を光ケーブルで結んでいるように思うし。
という訳で、Amazonや公式ストアで10%オフクーポンを配布中ですが、個人でこれを運用できる人、どのくらいいるのかなあ。
使ってはみたいですが・・・。
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【国内正規品】 OWC ENVOY EXPRESS (OWC エンボイ エキスプレス)Thunderbolt 3 / 2280 M.2 NVMe SSD/ドライブケース