映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

バルスもいいけどニルスもいいよ

昨夜のTLはバルスで埋め尽くされ、世界的なtwitterのアクセスがその瞬間だけ数倍にふくれあがったという。ラピュタはカリオストロの城を別にすれば、宮崎駿監督でもっとも好きな作品だけど、バルスと言えばニルスを忘れてはいけない(無理矢理な前振り)
年末にNHKのBSプレミアム冬休みキッズスペシャルでやるらしい「ニルスのふしぎな旅
なお、NHKの番組ページには「ニルスの不思議な旅」になっているが、「ニルスのふしぎな旅」が正しい。本家が間違えちゃダメでしょ>NHK

いや、本当にニルス、好きなんです。
NHKアニメで突出した未来少年コナンの後番組、キャプテン・フューチャーがイマイチで(エンディングは素晴らしかったですが)その後番組。ああ、カルピス名作劇場みたいになっちゃうのね、と思いながら見ていたのだけど、これが素晴らしかった。
YouTube検索したけど、バンダイの有料配信の対象のためか比較的厳しく管理されてるようで単体のオープニングはなく、バンダイチャンネルがあげている第一話の頭にオープニングがついているくらい。

このオープニングのファーストカット、のちにエヴァンゲリオンを作る連中が学生時代に作ったDAICON IIIのオープニングアニメがファーストカットでオマージュに使っていると思ってる。閑話休題。

いや、地味なんですよ。一見、名作劇場。だけど、演出も作画もひじょうに丁寧で骨太。それもそのはずで、総監督は、故鳥海永行。ガッチャマンの総監督であり押井守の師匠。
各話演出には押井守も入っていて、たしか、山火事にワシのゴルゴが立ち向かう回で、すごい演出だな〜とスタッフロールを注視していて、初めて押井守の名を覚えたと記憶している。
全52話が丁寧に旅のなかでの主人公の成長を描くので、最終話でのやや説教臭い主人公のセリフが浮かずにしっくり入るし、ハッピーエンドなのにひじょうに淋しいラストシークエンスが泣ける。
傑作です。
ただ、年末にNHKでオンエアされるものは、放送尺からして「劇場版」。この劇場版、見たことない(というか、制作されたけど劇場にはかからなかったはず)のだけど、再編集版なの?新作(新作画)なの?
ダイジェストものは多くの場合、作品としてみるとダメダメなものがおおいのでちょっと不安。

–ads–

ニルスのふしぎな旅 DVD-BOX

ニルスのふしぎな旅 DVD-BOX

小山茉美, 山崎唯, 安原義人, 富山敬, 寺島信子, 田中秀幸, 千葉繁, 緒方賢一, 松島みのり
33,000円(10/10 04:57時点)
Amazonの情報を掲載しています
ニルスのふしぎな旅 / スプーンおばさん

ニルスのふしぎな旅 / スプーンおばさん

TVサントラ, 富山敬, 加橋かつみ, 山崎唯, 松金よね子, 小山茉美, 井上瑤, 飯島真理, 大和田りつこ
Amazonの情報を掲載しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください