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フルサイズだけど、ちいサイズ。EOS 6D

日本は祝日なんだけど、フォトキナまえではそんなことお構いなしに、新型イオス キヤノン EOS 6Dが発表になった
MacBook ProとMacBookAir、って考えればいいんじゃないかなあ。
コンパクトで軽量で、その分、限界性能の部分ではスペックダウンするけど、基本性能は必要十分。
ワタシはAirからMacBook Pro Retinaに替えてしまったけど、あえてAirを選ぶ人の気持ちもよく分かる。軽い男は問題もあるが、軽いカメラはいい。

EOS 5D Mark II_01

スペック的にはEOS 5D Mark IIIユーザーのワタシは安心して読める内容なのは、型番の序列に厳格なキヤノンの伝統だけど、低輝度限界EV-3って、ヒエラルヒー重視のキヤノンらしからぬがんばりに思える。
正直、これが実用上どのくらいアドバンテージがあるのかは分からないのだけど(すみません)高感度撮影に強いEOSで低輝度限界が拡張される意味は大きいはず。
このヒエラルヒー準拠のスペックに中途半端というひともいるようだけど、そういうひとは素直にEOS 5D Mark IIIを買う方が幸せになれると思う。

Wi-Fi、GPSといった、飛び道具内蔵も実はとてもいいことに思う。写真そのものに貢献する機能じゃないので、既存ユーザーにはあまり響かない気もするけど、これからのカメラって、そういう機能を活かしていく段階に入ってると思うのだ。
面白いのは、EOS Remote (for iOS/for Android) という解説ページにおいて、
・iOS/Android端末向けのスマートフォン用アプリケーション
・対応機種    iOS 5.0以降対応スマートフォン

と繰り返し、頑なに、iPhoneの名前を出さないこと。
もちろん、 iOS 5.0以降対応スマートフォンでも間違っては居ないのだけど、ぱっと見、iPhone対応に思えないところが・・・。

個人的にいちばん意外だったのが、EOS 5D Mark IIIで削られたフォーカシングスクリーン交換機能が復活されていること。
頑迷なフォーカシングスクリーン支持派のCさんが、EOS 5D Mark IIIを買わなかった理由はこれなのか?
ワタシは、フォーカシングスクリーンを割った過去があるので・・・(笑)

という訳で、なかなかイイと思います。6D。
ただ、せっかくフルサイズボディが小さくなったのに(ちいサイズ、フルサイズ、EOS 6Dって、コピーいいと思うんですが>誰となく)、キットレンズ(というか基本の組み合わせレンズ)が、EF24-104mm F4L ISってのは、ちょっと大きくて重くないですか?
もっと小型化したEF24-104mm F4L IIか、ほかの選択肢が待たれます。本当は50mmF1.4をリニューアルして、EOS 6D + EF50mm F1.4 IIキット 19.8万円。みたいなのを出せば、写真や一眼ムービーを学ぶ学生に黙って買え、と言いたいようなスタンダードカメラになると思うのだけどね。

そうそう、一ケタEOSに初の偶数番。
こうなると温存された3Dがどうなるかはとても気になる。

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コメント (3)
  1. masa より:

    6D、かなり内容を煮詰めてきているので良い感じに見えますね。
    操作系の感じからしても5D3は7Dと5D2の統合後継機で6Dは60Dから135サイズへのステップアップ機種のように感じます。
    AFポイントが少ないと見る向きもあるようですが-3EVが可能なのが中央一点ですしスクリーン交換でMFしやすいようにしていけばあまり問題では無さそうに思います。

  2. SAIKA KAZUHIKO より:

    なるほどなるほど
    基本的に2ケタEOSはフルサイズに誘導していく?
    とするとEOS 70とかはないかな・・

  3. masa より:

    なんというか今のラインナップ的に二桁EOSが入り込む余地があまり見当たらないんですよね、6Dは実売で一年もしたら今の5D2の価格を下回ってくるでしょうしKiss系に60Dと同じAFセンサーの投入がありましたし下位機の底上げがなされている現状ではAPS-C中上位機は7Dと二桁機の統合機種の望遠、高速連写機の様な形になりそうに思います。

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