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OM-1 新型バッテリーの功罪

OM-D E-M1 Mark IIIのフルモデルチェンジとも言える(II→IIIはマイナーチェンジ感あったよね)OM-1。それに合わせてバッテリーも変更。BLH-1からBLX-1へ。最初、聞いたとき、イヤだなあってネガティブに思ったんですよ。予備バッテリー含めて買い換えるとけっこうな出費になるし、そもそもOM-D E-M1 Mark IIIとOM-1ってほとんど大きさ変わらないので、バッテリーのサイズ(結果的に容量)もさほど変わらないだろ〜って思ったから。

結果から言えば、ごめんなさい。バッテリー変更の効果、大きいです。
BLH-1はコンデジ等に多い箱型バッテリーだけど、BLX-1はかまぼこ形バッテリー。そういえばEOS 5D系で脈々と使われるLP-E6系バッテリーに近いなと思ったら

サイズも重量も近かった。ってか、僅か6gだけどOM-1のバッテリーの方が重いくらいだった。LP-E6系バッテリーは初代LP-E6(1800mAh)からLP-E6N(1865mAh)、最新のLP-E6NH(2130mAh)と互換性を維持しながら容量を上げている優良バッテリーだと思っているけれど、OM-1用のBLX-1はほぼ同じサイズで2280mAh。OMデジタルソリューションズがんばった。

実際、BLH-1のOM-D E-M1 Mark IIIでは動画メインの撮影時は予備を2つくらい用意していないと心許なかったし、夜間のタイムラプス撮影では1テイク毎にバッテリーを交換していたけれど、今回、半日、ムービーメインでOM-1使ってもバッテリーは交換せずに済んだし、夜中のタイムラプスも2テイクが余裕だった。
まあ、EOS R5並みの(というか微妙にそれより大容量の)バッテリーだし、なるほど、これは変更した意味あるわと思った。

ただですね、バッテリーチャージャーがキヤノン、ニコンのプロ機のようなデュアル充電機(BCX-1)になって大きくなっちゃったのは、トータルシステムのコンパクトさが魅力のOMシステムとしては微妙。バッテリーが持つだけにね。
ただ、この2連装チャージャー使うと分かるんだけど、BLX-1が1本でも2本同時でも充電時間がほとんど変わらないんですよね。そういう意味では○なんだけど、個人的には1個タイプの小型な充電機「も」欲しかったなあ。今後、他機種(下位機種)にもBLX-1を採用するなら必然になると思うんだけど(あ、その時に出せばいいのか・・)

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