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システムとしてのコンパクトさに意味がある EOS M3

EOS Mシリーズはコンパクトだ。M3はひとまわり大きくなってしまって個人的にはそこがううむでもあるのだが、それでも本来のEOSシリーズに較べれば十分にコンパクトだ。
そんなの分かってるよ、と思う方も多いと思う。でも、少し違う。一昨年、SONY α7を借りた時、ボディはコンパクトなんだけどフルサイズゆえか、レンズはさほど小さくない。マウントアダプター介してAマウントレンズなんかつけると、全体のシステムとしてはミラーレスの優位性(サイズという意味での、です)はあまり感じなかったのが正直なところ。

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EOS Mは、システムとして小さい。これで、全レンズ(レンズのラインナップが貧弱だからだろ、と言われたら、同意と答えるしかない)。
でも、広角単焦点22mmF2(換算33mm)、11mm(換算16ミリ)から3本のズームで200mm(換算320mm)と暗めながら一般的な焦点距離はフォロー。なにより3本のズームはすべてIS(手ブレ補正)機能付きというのは悪くない。

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ひらくPCバッグにEOS M3ボディ、EVF、全レンズ(11mm〜200mm)に予備バッテリー、ACチャージャー、そしてMacBook Pro Retina(15inch)とACアダプタが綺麗に納まるのだ。

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canon M3_09

普段は「写真撮るかも」モードならiPhone 6 Plusでイイと思ってるし、「写真も撮るぞ」モードでもEF40mmF2.8かEF24-70mmF4L1本つけたEOS 5D Mark IIIがひらくPCバッグの限界だと思ってるけれど、Mならぜんぶ入れても重さは同じ。「写真を撮るぞ」モードなら装備がマッタク違う(笑)

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ちなみに手持ちのレンズで同じような構成を作ってみるとこうなる。

重さを較べて見るとこう。(単位はグラム)

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EOS 5D Mark III + 40mmF2.8 1本で、EOS M3全部入りが入るのが分かると思う。
もちろん、だからMで事足りる、という意味とはマッタク違うのだけど、M3でOK、なシチュエーションは多いと思う。

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そっか、写真「を」趣味にしていない限り、ミラーレスが勃興していくのは仕方ないかもしれないねえ。

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と言うわけで、普段使いのバッグ常駐用のカメラが欲しいなあなんて思い始めていて、M3、そういった割り切りにはかなりいい。サブシステムにもなるし。
もしくは話題のOM-D E-M5 Mark IIもいいよね、とは思う。

ただ、それでもメイン機がEOS-1D C、EOS 5D Mark IIIというのは変わらないんだろうなあと思いつつ。

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