BCN AWARD 2024が発表されました。
テレビではTVS REGZAが4K以上でもトップになったなど着目点もあるのですが、mono-logueではカメラ関係のみコメントします。BCN AWARDは必ずしも実態を反映していないとは良く聞く話なので、話半分にしてもひとつの傾向は分かりそうです。
*以下のデータはすべてBCN AWARDからの転載です。
デジタルカメラ(レンズ一体型)では昨年1位だったソニーが圏外になり、キヤノンが繰り上がりで1位。レンズ一体型はRXシリーズを擁するSONYが強いカテゴリーと思っていましたが、圏外とは意外。Canonも2023年に出したのってPoweShot V10だけじゃ?
一眼レフではもう順当なワンツースリーですが、ここはもう一眼「レフ」が消滅する日までこのままでしょうか
デジタルカメラ(ミラーレス一眼)はソニーが首位を奪還。
2019年、2020年、とキヤノン1位、2021年、22年はソニー、23年はキヤノンで24年にソニーと両者譲らずの状況。ちなみにBCN AWARD 2024は2023年、つまり前年の集計なので注意です。
OMデジタルソリューションが3位を死守しているのが個人的には◎、がんばって。
交換レンズはシグマがここ数年の3位から一気に首位へ。圏外のタムロンも2位になり、その分、キヤノンがはじき出される形に。
このレンズの年別推移をみると
10年以上、安定して首位を守っていたキヤノンが昨年ソニーに抜かれ、今年は圏外になっています。EFからRFへいい感じでシフトできているように見えるキヤノンですが、シグマ、タムロンの躍進はEマウントによるところが大きいとするならば、包囲網には負けているといったところでしょうか。
ただ、マウントを「ほぼ」開放していないキヤノンはシェアよりも利益確保は出来ているようにも思えます。この辺はメーカーの戦略の違いで、どちらの戦略が吉と出るかはあと数年から10年たたないと分からないかも知れません。
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