ダイソンの新型空気清浄機、dyson pure cool linkの発表会に呼んでいただき、行ってきました。
新型のdyson Pure Cool・・・あれ?見た目はちょうど1年前に発表されて、うちの寝室で活躍しているDyson Pure Cool(当時のブログ)と瓜二つ?
dyson pure cool linkは、空気清浄機としてはdyson pure cool とほぼ同じ。「Link」は文字通り、ネットワークとのリンクを意味している。
そう、新型はセンサーとWiFiを搭載して、ネットとデータリンクを確立する。空気清浄機能、という核の機能は同じでも、ミサイル巡洋艦とイージス艦くらいの違いがある新型なのだった。
空気清浄機としては旧型と同等、とは言っても、その性能には自信があるダイソン。
花粉症に苦しむこの季節だけど、ある意味、それは身体の繊毛がちゃんと仕事をし、くしゃみなどで花粉やバクテリアの粒子を体外に放出している証拠でもある。
だけど、そんなPM10程度の粒子は(他社を含む)一般的な空気清浄機で対応できるけれど、もっと細かなPM2.5やPM0.1といった微粒子は一般的な空気清浄機では濾過できず、繊毛もすり抜けて体内に吸収されると言う。
dyson pure coolはPM0.1の微粒子も99.95%除去するよ、と胸をはるダイソンの実証デモ。
このクリアボックスに充満した微粒子(を想定したスモーク)を濾過するという。
該当部分のみ、ノーカット編集で掲載(45秒)
このスモークがPM0.1かどうかは、我々には知る術が無いが、それでも見事なフィルター能力だと思います。
第三者機関による濾過能力証明データも配布されました。
そして、これからが新型の新型たる由縁。
この部分に、センサーとWiFiユニットが内蔵されているらしい。
dyson pure cool Linkがネットワークと接続を確立するとともに、iPhone、Androidの専用アプリがdyson pure coolLinkと双方向接続を果たす。
この双方向というのもひとつの重要なポイントで。
遠隔地のスマートフォンから、dyson pure cool Linkのセンサー情報にアクセスできる。つまり出先から部屋の環境監視が行える。
さらに、外気の表示も行う。屋外データはもちろんダイソン機が計測するモノではない、BreezoMeter社のデータをネットワーク経由で取得し、区単位での絞り込まれたデータとして提供されるそうだ。
この画面では「きれい」になっているけれど、ここで空気が汚れていたら自動で空気清浄機能をコントロールすることもできる(このオート機能は旧型ではまったくなかったもので、空気清浄機からやっと環境維持機になったと思う)。
稼動スケジュールも設定可能。
曜日単位での細かなカスタマイズも。(そこまでできなくてイイと思うけど)
もちろん、ワイヤレスなリモコンとしても使える。
これが出先から可能という意味は大きいと思う。
ちなみにスマホやiPadは複数台リンク可能らしいので、ひとり暮らしの学生の部屋の環境を、実家から監視することも可能らしい。
うわー、今後の進化次第ではイヤなことに使えそうだなあ。
とりあえず、いまのワタシの部屋に置いたら、部屋が汚いのをdyson pure cool Linkが証明してくれそうだ。
–ads–