先日見てきたPMW-EX3エントリーの後編。主に、オプションを中心に紹介。
ビクターへのライセンス供与も発表され、フォーマットとしてのポジショニングを確立しつつある(ようにみえる)XDCAM EX。
その2機種目、PMW-EX3は初号機EX1と撮れる画は変わらないものの、カメラとしてはかなりそそる作り。そのためか、サードパーティによるオプションも充実しそう。
PROTECHのショルダーアダプター ST-7
EX3のバッテリーじゃなく、既存のソニーリチウムイオンバッテリーを装着し、大容量バッテリー運用が可能。プロダクションなど、既存資産もってるとこは嬉しいよね。
電源は機種別専用ケーブル(別売なのがなあ)で供給。
ちなみにこれがEX3のバッテリー。ソニーの民生用もそうだけど、バッテリー単体で残容量のチェックができるのはすごく便利。
専用端子のコンポーネントアウトを延長してBNC端子に変換。これの実用性は業務用カメラを現場運用したらすぐ分かる。やっぱBNCって伊達じゃない。
奥に見えるのがDCアウト。モニター等に電源供給が可能。
EX3標準のコンポーネントアウトがコレ。コワくて現場で使えない(笑)
ちなみにBNCだけど、内側はBNC-RCAになっていて、両運用が可能なのも芸が細かいと思う。
今回、最大の収穫。10月に出るらしいフジノン製のEXマウントワイドズーム。
4ミリから32ミリの広角。説明員いわく、「1メートルの引き尻で、大人4人の並びが撮れる。」
実際に見せてもらったけど、ディストーションがひじょうに少なくて素晴らしい。
レンズのデザインは、ちょっと・・・だけどね。
マウント部。EXマウントは1/2センサーサイズの完全電子接点。着脱時には電源オフが規定だけど、オンのままでの着脱でも基本機能は動作していた。
こういう機材のレビューって、実際には自分には
まず縁が無いのに、つい興味深く読んでしまいます。
かつて何故かMacPeopleに
AJA IoHDのレビューを書かれた事がありましたね。
自分も含めてMacPeople読者の9割以上は使うどころか
実物を目にする機会さえ無いだろうシロモノでしたが、
ことのほか興味深く読ませて頂いた覚えがあります。
車雑誌でGT-RやFerrariの記事を読むような感覚でしょうか。(笑)
ああ、ありがとうございます〜。
雑誌の編集サイドも、いろんな目線を試行錯誤してるンだと思います
雑誌メディアは厳しい時代ですからねえ
主に歴史や民俗の分野でMacを使って編集している伊藤 博と申します。DVCAMからHDへ移行するにあたり、一昨日(8/25)新宿のビデオ近畿でHDV(HVR-S270J)に触れてきました。
しかし、使い勝手が悪く、見た目に軽そうだったPMW-EX3が目にとまりました。
「カメラとしてはかなりそそる作り。そのためか、サードパーティによるオプションも充実しそう。」というご指摘、なるほどと思いました。これは意外とフットワークのいい撮影ができそう!
またHDにトライするに価格も有利と判断しました。
問題なのはMacとの関連です。
実は、その日、AppleでFinal Cut Studioの説明会がありました。テープレスカメラやブルーレイとの相性がぐっと良くなったようですが、ソニーのカメラとはどうなのか、ちょっと質問してみたのですが、不分明でした。(パナソニックのカメラにしようか、と思いました)
もし質問が可能なら……後ほど、「ビデオサロン」9月号も購入しますが、Macで編集することを前提にした時、PMW-EX3は買いでしょうか。ご助言いただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
ito@tankyuclub.com
http://tankyuclub.com