ハイスピード(あるはハイフレームレート)撮影によるスーパースローモーションに加えてもうひとつRX100 IVの突出したスペックが、最高1/32,000秒の超高速シャッター。
1/32000秒が如何に突出しているかは、EOS-1D XやD4といったキヤノン、ニコンのフラッグシップ機でも1/8,000秒が上限であることから想像できる。
とはいえ、じゃあ、画ではどう違うのよ、というと、ええっと、イメージではよくわかんないという感じなので試してみた。
今回、電子シャッター、メカニカルシャッターの違いは考えないことにします。
金属に絡みつくような水の表現
肉眼では感じることの難しい画を得ることが出来るのが、高速シャッター、低速シャッターの魅力。
前回までのエントリーは、スーパースロー特化型だったが、今回は高速シャッター比較に特化してみました。
シャッタースピードを1/32000秒から1/8秒まで変えながら撮ったものの比較。
本来は同じ絞りで、ISO感度とNDフィルター(RX100 IVはND内蔵、これは偉いと思う)で調整と思ったけれど、さすがにその範囲では追い切れず、絞りが変わっています。
また、水しぶきがあたって、明瞭度の落ちたコマがあります(あとで気がつきました。残念)
同じコマを水の描写のみアップで比較。
1/32,000秒は、現状、このSONY RX100 IV、RX10 IIのみのアドバンテージ。
1/8,000秒がEOS-1D C、EOS 5D Mark IIIほか、各社フラッグシップ機のシャッター速度。
1/4,000秒はEOS 6Dや EOS 8000D、EOS M3等のエントリー〜中堅機のシャッター速度。
比較的、常用設定されやすいように思うシャッター速度
個人的には手ブレ補正機能なしには手持ちがコワイシャッター速度
1/32000秒なんて何に使うの?というひともいるけれど、技術が表現の可能性を拡大していくことを素直に喜ぼうと思う。
ハイスピードも高感度もそうだけど、それをどう活かすか、は使い手側の課題だし。
(もちろん、使わないって選択肢もあるし)
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