サクラスリング(正しくはサクラカメラスリング)をやっと購入。ただし、EOS Rとの接続部を見て貰うと分かるように、ピークデザインのアンカーリンクス仕様の特注品です。特注品というか、試作型。プロトタイプエディションというのが正しい?
ここ何年か、じわじわとユーザーを拡げて知る人ぞ知る、からカメラユーザーならかなり知ってる、に近くなってきたサクラスリング。
mono-logueでも去年のCP+2018時に紹介してますし、ビデオSALONのアフターファイブ連載でも書きました(WEB版)。
ただ、サクラスリングのカメラ接続部は真鍮製の二重リング。美しく耐久性もある一方、カメラと接続するのはかなり手間。ワタシはカメラとストラップをすべてピークデザインのアンカーリンクス互換にしているので尚更。
そこで接続を楽にする本革アジャスターがオプションパーツとして用意されていたりするのですが、軽いミラーレスはともかく、重量級の一眼レフでは不安が残ります。
アジャスターを介してOM-D E-M1 Mark IIを着けたところ。
というあたりを、サクラスリング生みの親であり現在もサクラスリングを牽引する杉山さくらさんにことあるごとに伝えていたら
6月くらいに彼女から「じゃあ、ピークデザイン アンカーリンクスを付けたバージョンを作りますよ」という申し出が。
そこで、サクラカメラスリングのNo.087とピークデザインのanchor linksを買って、さくらさんに渡しました。なんとさくらさん自身が手縫いでカスタムしてくれる特注品です(笑)が、試作品というかプロトタイプと言うことで工賃無償。
(上手く出来たら有償の改造サービスを検討したいとのこと)
およそ3週間後、特注のサクラスリング カスタム アンカーリンクスエディションが届きました。
手前 サクラスリング改造型 アンカー仕様
奥 ピークデザイン スライドライト
サクラカメラスリングを付けたEOS R。とても渋いアラフィフ仕様に。
アンカーリンクスの赤が良い差し色になって○。
サクラスリングの利点はカメラの重さを線で無く面で受ける形になるので荷重分散されて、軽く「感じる」こと。これから夏に向かって首回りの素肌露出が増える中、ストラップだと擦れて痛いし赤くなるのを抑制できると同時に日射しよけにもなることが挙げられます(特に女性)。
スカーフのような佇まいもお洒落です。
スカーフの折り返しを使った簡易ポケットにはレンズのクリーニングクロスを入れておくと便利ですし
ファスナー付きのポケットにレンズキャップを入れると無くしにくくなります。
そこにピークデザインのCUFF(カフ)ハンドストラップを入れておくと、簡単に換装できて機動性も向上。
(サクラスリングはそのままスカーフにするしかないですが)
という訳で、ワタシとしてはTPOにあわせてストラップを換装する選択肢にサクラスリングが加わったというところ。アンカーリンクスなので着脱がスピーディだから、EOS RにもOM-D E-M1 Mark IIにも、RX100 Vにも気分で着せ替えできます。EOS-1D X Mark IIにはちょっと厳しいかな。と書いたら、EOS-1D X Mark IIユーザーでサクラスリング愛用者がいると教えて頂きました!今度やってみます。
自分のなかではもっともお洒落なストラップとなりました。
ただし、前述のようにこれは現状市販されていないカスタムバージョン。ニーズ次第で有償サービスとして始まると思いますので、ぜひサクラスリングさんや、このブログのコメントで欲しいと声を上げると良いと思います。
そうそう、EOS RとRF35mmF1.8くらいなら、ぜんぶを包んでしまうことができるので、トートバック等に突っ込むときに擦り傷防止になります。(ぶつけ傷防止になるほどの保護機能はありません)
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