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Matrox RTMac とお別れ

外出自粛の中、家族からのプレッシャーもあり、モノの整理中。ラックの片隅から発掘されたのが Matrox RTMac。
懐かしい、Macintosh用、いや、正確にはFinal Cut Pro 2 専用のリアルタイム処理ボード。

Matrox RTMac_01

発売は2001年、PowerMac G4で使うDVコーデック専用のシステムだった(と思う)

Matrox RTMac_02

iMac(初代)が1998年でトランスルーセントの流行りが続いていたようで、RTMacもスケルトンとかトランスルーセントなボディ。もっともiMacの方は2002年に液晶のiMac G4(大福というヤツですね)になって、トランスルーセントボディとは決別するのですが。

Matrox RTMac_03

こんな感じでPower Mac G4の上に(写真はおよそ20年後のMac Pro 2019だけど)載っているのはRTMacのBOB(reakout box)で、本体?はPower MacのPCIスロットに刺さっています。
一種のGPUボードみたいなイメージでしょうか、いや、考えてみるとMac Pro 2019に入っているApple Afterburnerって、これの子孫なんだと思えます。そう思うと、ワタシ、20年たっても同じことにお金使ってるんですね・・・。

Matrox RTMac_05

BOBのフロントパネルは入力。S端子とコンポジットビデオ、オーディオ。上面のボツボツは放熱孔。覚えていないけれど、けっこう発熱したんだろうなあと思います。

Matrox RTMac_04

リアに出力用S端子とコンポジットAV、これをテレビモニターに繋ぎます。その隣は本体(PCIカード)と接続するためのポート。

Matrox RTMac_06

裏面

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本体とも言えるPCIカード。

Matrox RTMac_08

当時イケイケだったC-CUBE社のチップ。あれ?自分の記憶では当時デジタルビデオ関係はC-CUBEなしには語れないようなリーディングカンパニーだったと思うのですが、調べると2001年にLSI Logicに買収されていますね。

Matrox RTMac_09

パッケージの裏。
並行輸入品では無く正規代理店経由で買っていますが、フォーカルポイントコンピュータ扱いだったのですね。
いまでこそフォーカルポイントってiPhone関連のイメージですが、当時はデジタルビデオに強い輸入商社でした。いまイケイケのブラックマジックデザインも最初はフォーカルポイントコンピュータの扱いでした。

Matrox RTMac_10

134,800円。10%お得って表記はポイント還元?ならヨドバシ?と思ったら

Matrox RTMac_11

ビックピーカン!ああ、たしかに昔、ビックパソコン館はビックピーカンという別会社だった時代がありますね。
新宿東南口店、というと甲州街道に近いところにあった店ですかねえ。さすがに記憶が曖昧です。

という訳で20年前の最新ハードウエアでした。さすがに使い道が無いし、保管スペースもないのでブログに記憶を外部化してお別れです。

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