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ミニ三脚が増えた理由:レオフォト MT-03 + MTB-19

外出自粛の反動でおうち撮影しか出来ない反動でミニ三脚が増えました。Leofoto(レオフォト)の MT-03 + MTB-19キット。南雲暁彦さんのモノ系note、「眠れない夜に、nag-monologueモノの話。」ミニ三脚大作戦で書かれていた Leofoto MT-03 + LH-25、イイよなあ、といろいろ見比べ、同じ脚の雲台違い、MTB-19キットを買いました。
なぜ?というのも含めて、書いてみようと思います。

Leofoto MT-03+MTB-19_01

レオフォト MT-03 + MTB-19
MT-03がミニ三脚で、MTB-19が雲台です。南雲さんが買ったLH-25と同じ自由雲台ですが、LH-25の方が上位グレード(数字部分がボール径です)で定価ベースでは2.5倍の差があります。迷ったら高価い方、のクマデジタルの教えに反して安い方にした理由(わけ)は後述、

Leofoto MT-03+MTB-19_02

レオフォトのミニ三脚、スパイダーと呼ばれるMT-03系は、引き出せる2段目の脚によって、不整地での設置自由度とほんの少し、高さを稼げるのが特徴(と思っていました)。

Leofoto MT-03+MTB-19_03

この補助脚?を使うと垂直にカメラを保持することが出来るのも、MT-03系のアドバンテージです。

Leofoto MT-03+MTB-19_04
で、雲台。ハイグレードのLH-25とMTB-19の最大の違い、それはLH-25は普通のボールヘッド(自由雲台)なのですが、MTB-19は自由雲台に加え、デュアルパン(DualPAN)機構をもっていて、自由雲台と独立してクランプ部分が全周パンニングできるのです。

言葉では分かりにくいので、14秒の動画をご覧下さい。

LEOFOTO MT-03+MTB-19 from SAIKA on Vimeo.

ボールヘッドの利点でもあり欠点でもある全方位の自由雲台は、いったん固定してから水平、あるいは垂直にちょっとだけ画角を変えたいとき、ロックをゆるめるとガクンとズレてしまいやすいこと、
MTB-19は自由雲台ロック後、水平方向のパンニングが独立してできるのです。
これ、実はオンライン授業のとき、すごく便利なのです(笑)

Leofoto MT-03+MTB-19_05

MTB-19(左)とLH-25(右)。レオフォトの最新カタログにはLH-25しか載っておらず、MTB-19はMT-03のキット用雲台扱いです。

Leofoto MT-03+MTB-19_06

ボール径が大きい分、たぶん動作も滑らかで、カメラの保持力も高いと思われます。(コロナ禍で南雲さんと会えていないので、実機比較ができていません(笑))希望小売価格18,000円のLH-25がMT-03とキットになると、19,500円にしかならないのは謎ですが(MT-03は1,500円かよ)レオフォト的にはLH-25推しなのでしょうか。

さて、以下は雲台の違いはあまり関係ないMT-03部分の話。

Leofoto MT-03+MTB-19_07

脚は3段階に開きます。

Leofoto MT-03+MTB-19_08

そして折りたたまれた2段目の脚を展開するとこんな感じ。1段目は前述のように3段階ロックがありますが、2段目の脚との関節部分はロックなしのフリーです。ので、写真右のような運用は安定度低いです。

Leofoto MT-03+MTB-19_09

ミニ三脚(テーブル三脚)は、重い機材だとバランスが難しく、仰角、俯角を取るとひっくり返ることが多々ありますが、MT-03は2段目の脚を使って重心バランスを取ることができます。
ので、こんな垂直方向も可能。写真はOM-D E-M1 Mark IIIですが、EOS R + RF35mmでも大丈夫でした。(24-105mmは試していません)

Leofoto MT-03+MTB-19_10

縦位置での保持もOK。これも2段目の脚を展開してバランスを取っています。

Leofoto MT-03+MTB-19_11

で、このMTB-19ですが、ボールヘッド用ノブとクランプ部パン用ノブがありますが、クランプを回したとき、ボールヘッドをロックしたノブに当たって回らないことがあります。

Leofoto MT-03+MTB-19_12

一瞬、ダメじゃん!と思ったら、このノブ(レバー?)引き出して回すことで、位置を調整出来るんですね。
芸の細かいギミックに感心します。

Leofoto MT-03+MTB-19_13

クランプPAN用のノブも同様。カメラボディに当たりやすい位置ですが、逃げることができます。

Leofoto MT-03+MTB-19_14

愛用しているこれまでの主力ミニ三脚、RRS TFA-01Ultra & BC-18 と並べてみます。
わずかにレオフォトの方が縮長が長い。

Leofoto MT-03+MTB-19_15

使用時サイズも僅かに大きい。これで2段目の脚を開くと、差は広がります。

Leofoto MT-03+MTB-19_16

レオフォト MT-03 + MTB-19の重さはおよそ280g。プレートを外すと267g。

Leofoto MT-03+MTB-19_17

RRS TFA-01 + BC-18はプレート別売りなので本体重量240g。本体でおよそ25gの差です。
これは実用的には同じと思ってよい重量差です。

Leofoto MT-03+MTB-19_18

MT-03 + MTB-19には小さなキャリングケースが付属します。いや、ケースは別に要らない、と思ったのですが、カメラバッグに突っ込むときに、ケースあると、他の機材とぶつかって傷を付ける可能性が減るので、これは良い付属品だと思います。

Leofoto MT-03+MTB-19_19

MT-03、脚の1段目には、細ネジ仕様の三脚穴が空いているので、アーム等で昨日紹介したLEDライト等がマウントできます。レオフォトにも純正アームがありますが、Platypod(プラティポッド) のグースネックが自由度高くて良いなあと思ったのにどこも在庫無し。
銀一さんに訊いたところ、ホントに在庫がないらしく、うーん。おうち撮影に良さそうなのにな。

Leofoto MT-03+MTB-19_20

という訳で、ワタシはMTB-19を選びました、というブログでした。

Leofoto MT-03+MTB-19_21

にしてもLeofoto、コストパフォーマンス高いなあ、と思います。
ギアヘッド、欲しいなあ(笑)

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