パナソニックがマイクロフォーサーズ上位機 LUMIX GH5 IIの発売と、フラッグシップ機 GH6の開発、年内発売をアナウンス。パナはデジカメ撤退のウワサを払拭し、フルサイズとマイクロフォーサーズの2本立てを堅持する姿勢を示した印象。
ワタシはマイクロフォーサーズとはいえOMDS(オリンパス)なので直接関係は無い(この2社、マウントは同じなのにフォーカス方向もズーム方向も逆なので乗換しにくい)のだけど、マイクロフォーサーズ陣営の雄が持ちこたえてくれているのは頼もしい。OMDSも新機種の開発中をアナウンスしているし。
GH6は(噂通り)8K動画対応は見送ったものの5.7Kの10bit/60Pに4K 10bit/120Pといった他社フラッグシップと同等クラスのスペックを実現し、実用機としては素晴らしいと思います。
ただ、褒めておいてなんですが、いま、GHやOMDに必要なのは、他社のフラッグシップと同等・・ではなく、フルサイズ機にはできない、マイクロフォーサーズだからこそ実現できるXX。なんだと思うのです。センサーが圧倒的に小さいゆえに、暗所性能や浅い被写界深度では物理的に不利なのだから、フルサイズでは実現しにくいキラースペックが要ると思うんですよね・・。4K240Pとか。
ボディサイズだけならαもかなり小さいけれど、明るいレンズを付けたときのサイズや総重量(システム重量)ではまだまだアドバンテージがあるし、手頃な価格の単焦点レンズが揃っているところなど、学生に薦めやすくていいなあと思うのです。
ワタシもサブシステム(サブカメラではない)としてOMDを愛用しているのはそんな部分が性に合うからなのですが。
楽な戦いではないと思いますが、がんばって欲しいなあ
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