前回、ティーザー的に紹介したFireWire800 HUBの最新モデル、moshi iLynx 800 USB+FireWire。今回は日本発売(初回出荷1/19)直前に旧型iLynxとのベンチマーク比較を行う。
iMac(27inch)と一緒にするとこのくらいの感じ。iMacの脚の部分にぴったり収まるのは美しいし、邪魔にならない。
もっとも、ケーブルの抜き差しをスムーズに行うには、もう少し手前に設置した方が便利ではある。
旧型iLynx(便宜的にiLynx 400と呼ぶ)とは全く同じ筐体で、直づけのFireWireケーブルが異なるのみ。
(ただし、iLynx 400に付属していたケーブルやFireWire変換アダプタは付いてこない)
iLynx 400/800それぞれを使って、ポータブルHDDからiMacにファイル転送を行ってベンチマークを取ってみた。
FireWire800とUSBをもつポータブルHDDで、2GBのEOSファイル(RAW+JPEG+EOS MOVIE混在)を、FireWireとUSBでそれぞれ、のぼり(HDD→iMac)くだり(iMac→HDD)で測る。
HDDはG-TechのG-DRIVE mini GEN4を使用。ちょっと高価いんだけど、FireWire800/USBをもつ、2.5inchのバスパワー駆動モバイルHDDでありながら、Hitachiの7200rpmディスクを積んだ製品。ここぞと言うときの愛用品。
(2.5inchで7200と5400でそんなに差が付く?ってのは後日どこかで書きましょう)
FireWireとUSBでそれぞれ、のぼり(HDD→iMac)くだり(iMac→HDD)のベンチマーク結果。(2GBのフォルダコピー。単位は秒。)
計測はこの腕時計のストップウオッチ機能で行ったので、秒以下の数値は誤差の範囲。3回計測の平均値を記入している。
iLynx 400と800でUSBはほとんど変化していないが、FireWireは劇的な変化。iLynx を介さない直結時に較べ、数パーセントのダウンしかない。
これはiLynx 400がFireWire400ポートしか持たないため、iMac→800→FireWire変換コネクタ→400→iLynx 400→FireWire400 to 800ケーブル→G-DRIVEと繋いだからでもある。わざわざ遅い規格にして、またあげているのだから当然とはいえ、ほぼ倍の数字。
こちらはそれぞれ直結ののぼりを100としたときのベンチマーク。
USBでは新旧の有意差はないが、FireWireの差が光る。FireWireにこだわるなら、iLynx 400と800ではノーマルザクとシャアザクくらい違うと思った方がいいと思う。
iLynx はFireWire800ポート2つ、USB2.0ポート4つを持ちながら、バスパワーで駆動するHUBだ。
iMac使いには全力でお勧め。
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G-DRIVE miniは、なぜかアップルストアが圧倒的に安い。
映像学科の美大1年生に勧めるとして、Macと周辺機の組み合わせはなんですか?
現在、2008EarlyのMBPでビデオカメラからFW400にて、HDVのキャプチャー作業を行っています。FW800はdroboに使っています。
imacの購入を考えているのですが、FWが一つしかないので、droboを繋いだ場合、キャプチャーなどの作業が出来ないな…と思っていたところ、iLynX800に辿り着きました。
ご質問なのですが、FW400オスのケーブルにFW800メスの変換を挿し、iLynX800に繋いでキャプチャー作業をする場合、ビデオの転送速度などは問題ありませんでしょうか?
宜しくお願い致します。