先日のThunderboltが葬るものは、yamaqさんが続編を書いてくださり、嬉しい。ちょうどヨドバシでアップルスタッフ(?)によるMacBookProプレゼンを見たこともあり、その後考えたことを書いておく。
タイトルは星野 之宣氏が漫画化を開始したホーガンの名作、星を継ぐものから
yamaqさんが書かれているように、Thunderboltがそう遠くない未来、FireWireを引退させていくものであることは間違いないと思う。未来は二つの顔を持たないのだ。
ただ、速度的にはFireWireを圧倒するThunderboltだが、アップルの解説ページによれば同時接続デバイスは最大6(FireWireは63)。まあ、FireWireでも現実的なディージーチェーンは数個以下だと思ってる(Io HDをフルに使うときはFireWireカードを増設してバスを分けるべきだし)し、10Gbpsのスループットを2chというのは映像系ストレージには魅力的なスペック。
対応を表明してるメーカーにAJAやBlackmagic、Promise、そしてLaCieが並ぶのもさもありなん。NAB2011では対応ストレージだけでなくIo ThunderExpressとか出てくるだろうか?
その一方でアップルはできるだけすみやかにCinemaDisplayをThunderbolt 2ポート搭載型にリニューアルする必要があると思う。
だって、ディージーチェーン可能っていっても、CimemaDisplayが1ポートである限り、終端はシネマディスプレイになって、他のデバイスはその間に入ることになる。(ちゃんとアップルのイメージ写真でもそうなってる)・・のだが、その場合、ハードディスクを接続するにはその度にディスプレイを外すことになってしまう。Thunderboltはホットプラグだと思うけど、だからといってこれはスマートじゃない。
変換アダプタでFireWireもサポートするらしいが、その場合も終端側の話だよね。変換後、FireWireがディージーチェーン可能なのか否かは今後の情報待ちだ。
yamaqさんがさらに書く、MacProの存在感へのプレッシャーも否定できない。
物理的な絶対差だった拡張性はThunderboltの搭載で揺らぎ、パワーでも差は1年分近くに縮まった。
メモリ搭載量や放熱、その気になったら積めるCPUの数など、簡単には埋まらない差は残るものの、その差を必要とするユーザーが、MacProというラインを支えるだけのビジネスボリュームがあるかについては分からない。
一世を風靡したSGIのグラフィックワークステーション軍(群の誤変換だけど気分は軍に近いのでそのままにする)、Onyxを旗艦にIndy,Indigoで構成され、一時はO2という重戦闘機ももったエリート部隊が、いまは遠い思い出でしかないように種が生き残るには、ある程度の量が必要だ。
MacProは生き残る種になれるだろうか。
ワタシはアンドロメダとか、轟天号とかマイティジャックといった巨大戦艦好きなので、MacPro派なんだけどなあ(笑)巨艦たちの星、ではないが。
(今回はホーガン特集でした)
写真は1枚目、3枚目が2005年横田基地オープンのもの(Photoshopでブログのコンテンツに応じてワープ)、2枚目はアップル社WEBより引用転載
ついでに余談だけどA-10の前脚が中心線からずれてるのは30mmガドリング砲の収容のためで、主脚がたたんでも半分機外にはみ出すのは収納スペースがないからではなく、被弾しやすい対地攻撃機の油圧系がやられても、胴体着陸を可能にするため。
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マイティジャックや海底軍艦が好きってことは、サブマリン707あたりも好き?
原潜シービュー号は?
最後の文章、ついでに余談だけどA-10以降のクダリはマニアック過ぎW^^