前回のワタシがMacBook Pro with Retinaにした理由(わけ)は、ありがたいことに諸所で反応を頂いた。お一人ずつに返信できなくて申し訳ない。メールもコメントもありがたくすべて読ませていただいています。
さて、その続きが、MacBook Pro with Retinaと組み合わせるべき外部HDDは、の考察。
1年以上まえ書いたThunderboltが葬るもので考えたように、ThunderboltはついにMacBook ProからFireWireを葬った。いや、RetinaじゃないMacBook Proには残ってるが、FireWireを継ぐもの で書いたように、遠くない将来、MacプラットフォームからFireWireが引退するのは自明のことだと思う。
ので、Retina MacBook Proの外部ストレージは、3.0になったUSBか、Thunderbolt接続と言うことになる。(Thunderbolt to FireWireアダプタも近日リリースされるが、これは既存の保有ストレージを対応させるためのオプションとして捉えている)
で、現在、AppleStoreで扱っているストレージのうち、Thunderboltで検索するとこうなる。
2012年6月17日現在
このうちElgatoの2機種は持ち運びを前提としたポータブル。SSDドライブゆえ速度的には期待できるが(実際は分からないけどさ)なにせSSDゆえ容量単価が高い。これなら(ワタシの場合)素直にBTOでストレージ容量を増やしておくべきだろう。
LaCie Little Big Drive 3機種(うち1機種はSSD)は一応可搬型の小型ドライブだけど、一般的なポータブルドライブの倍以上の大きさ重さなのでやや微妙。出先で映像編集したりといったモバイルスタジオを構築する場合の選択肢だろう。
逆にPromise Pegasus R4およびR6は、完全な据置型RAID。AUGM大分2012の際に使用させていただいたが、その速度と(それに似合わぬ)静粛性は素晴らしかった。ただし、値段もハイエンドでR6の場合、6TBで18万円弱、12TBで25万円弱となる。
その意味で現実解のミドルレンジHDDが、LaCieの2big Thunderbolt Series と Western Digital My Book Thunderbolt Duo。
ともに5万円台後半でFireWireモデルに較べるとやや高価いが、まあ現実的な選択肢。ただし、ウエスタンデジタルのものは量販店で買えるが、ラシーのほうはアップルストア専用品LaCie(らしー)。
個人的にはポータブルストレージは現状では安価で軽量なUSB3.0モデルでいいように思う。
(アップルストアはUSB2.0モデルばかりなので、そこは量販店かamazonで。)
デスクトップは悩ましいところで、Promise Pegasus R6のような超高速モデルを置きたいような気もするが、現実解としてはC/Pに優れたミドルクラスHDDが落としどころか。
ワタシのMac Proは内蔵RAIDで320〜340Mbps程度なので、Thunderboltとはいえ外付けドライブがどこまで出るのかがポイントかと思う。上記2機種はHDD2発のRAIDだからうちのMac Pro内蔵(3発)RAIDの2/3程度が期待値かなあ。逆に言えばThunderboltHDDといっても、シングルドライブではそれを活かすような速度は出ないということだよね・・。
MacBook Pro with Retinaが届いたら、いろいろ検証してみるつもり。間に合えば、AUGM鹿児島2012でレポートかな。
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DroboにThunderboltが付くといいんですけどねぇ。NASの高価な機種ではなく一番安価なDroboでそうなると私は都合がいいのですが…