今回、MacBook Pro with Retinaにした理由や、選択した仕様について諸所で訊かれることが多いので、ワタシなりの機材選定理由を書いておくことにする。誰かの参考になるといいけれど、ならないような気もする(笑)
ワタシは2009年のちょうど今頃、MacBook ProからMacBookAirに買い換えている。翌年秋、現在のMacBookAirにリプレイスしたものの、もう丸3年、Airでやってきた。
歳取って(笑)重いマシンを持ち歩くのが億劫になったこともあるが、なによりMacBookAirは美しい。(特に初代)
ソリッドな直線にグラマラスな曲線美が絶妙に組み合わさるラインは、F-14にも通じるツボだった。
日常的な出先使いには十分な性能だったが、たまに行う出先作業やAUGMやCP+等のプレゼンではパワー不足を感じることも多く、結果、MacBook Proを借りて使うこともあった。
そんなことからMacBook Proに出戻ることを決意。
でもきっと、しばらくの間、650gの重量増には後悔することになるんだろうなあ。
昔はMacBook ProやPowerBook G4を持ち歩いていたけれど、MacBookAirに慣れちゃったからなあ。しかも、本体は650gの差だけど、ACアダプタが大きい(45Wタイプ→85Wタイプ)になるので運用重量はさらに増すはず。
まあ、いまはブラックアーマード装備で250g増量運用中なので差は500g以下のはず・・(笑)
え?なんでMacBook Pro(ノーマル)にしなかったって?
映像屋としてはフルHDプレビューが欲しかった、ってのや、2.5kgには戻れないだろうなあ、ってのもあるけれど、実は最大の理由は
「メモリを16GB積めるのは、Type Retina だけ」に尽きる。
Mac Proが新型にならなかった(あれはパワーアップじゃなくてバリューアップモデルだ)し、ティムクックの言を信じて来年いっぱい待つことにしたワタシにとって、新しいMacBookProはなかばメインマシンになるかもしれないから。
もちろんストレージの速度はRAIDを組んでるMac Proの敵ではないし容量も512GBなのでiTunesの母艦も引き続きデスクトップに置く予定。(ので納期が2週ほど増えるとされたストレージ増量は行わず。実際、映像素材を内部に置いたら256GBの容量差は、ザクとグフの違いほどもないはず)
このストレージの問題はMacBook Pro with RetinaでFinal Cut Pro X運用を行う上で大きな足枷になる。Thunderboltがその解となるはずだが、では、MacBook Pro with Retinaと組み合わせるべき外部HDDは・・・と書き出すと、ながくなるので、その話は次回。
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メモリは自分で交換しようと思ってオンラインで発注していると、自分では変更できないという情報が・・・
というわけでキャンセルして結局最高装備で発注しなおしました。
現在MacbookProでSSDとHDD内蔵している身としては外部HDDの組み合わせが非常に興味あります。thunderboltで良い感じにできるといいんですが、なんとなくUSB3.0が今の現実解なのかなぁとも思います。
ですです。
後から追加変更できないものは、最初にやるのが正しい。
今回、オンボードチップのせいか、追加も安いですしね
ノーマルのMacBook Proもオプションに8GBしかないだけで、実際は16GB積めるようです。
チップセットもメモリ規格も同じはずなので積めない方が不思議だと思いつつ、あの設定は
Appleストア的な販売戦略なのだろうと考えています。
仮に自分がMacBookProの15インチを買うならば、持ち歩く用途があるなら少しでも軽いRetinaを選びます。
16GBメモリモジュールが安くなって、ノーマルProの32GB化が現実的だったら迷いますが、
それはしばらく先のことでしょうね。
そうなんですよね。
Retinaじゃないやつはなぜか今回も最大8GB止まりなんですよね。
なにか理由があるんでしょうかね?
雨韻さん、みついさん
はい、ノーマルMBPも16GBいけるそうですね。
ただ、アップルの公式仕様では書かれていないので、少なくとも現状では動作保証外のはずです。
販売戦略なのか、他の要因があるのかはわかりませんが、Retinaがオンボードに舵を切ったのと無関係ではないかもと思っています