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夏が終わり、夏への扉が再びひらく?

子どもの頃から本ばかり読んでいた。根暗だったし(少なくとも周囲にはそう思われていたはずだ)友達も少なかったし、当時はMacもインターネットもなかった(Macintoshはワタシが成人になった頃に世に登場した)ので、内向的な少年の友達は図書館に並ぶ本だけだったのだ。

ハインラインの「宇宙の戦士」を(加藤直之氏の)表紙に引かれて買ったのは確か小学6年生か中学1年生の頃。そのまま、「月は無慈悲な夜の女王」を読んで、そのあとに手にしたのが「夏への扉」だった。

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衝撃的だった。SFというよりSF仕立てのロマン小説(あるいはネコ小説)だと思うのだけど、その後、ロバート・L・フォワードやジェイムズ・P・ホーガンに傾倒しつつ、たったひとつの冴えたやりかたを愛読するようになったのは、夏の扉が原点だったような気がする。

長いイントロだったけれど(笑)その夏への扉, 福島 正実 訳版がKindleで出ているのは知っていたけれど、Kindleストア 1周年謝恩セールで300円切っているってのは今日知った。

なんか複雑な気持ちだけど、もういちど、夏への扉のページを開こうか。
小尾芙佐さん(アルジャーノンに花束を:翻訳)による新訳版も気になるけど。

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コメント (1)
  1. hyades より:

    おぉっ。 カバー画は、文字の配置以外約30年前と変わっていないんだ!

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