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ヤマト2199 原画展 に行ってきた

先日書いた西武ギャラリーでのヤマト2199 原画展。
公式パンフレットだけ買ってきた。

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下にあるのは前売り券で入場すると貰える缶バッジ。3種類1セットなのはまだ良心的(?)
会場は当然のように撮影禁止だったので、以下の写真は公式パンフレットより。
ほんとにただ原画をフレームに入れて飾ってあるだけだったらどうしようと思っていたが(笑)、内容は思っていたよりずっと良かった。

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麻宮騎亜氏 描き下ろしのイラストボード。
麻宮騎亜氏はエンディングのレイアウトも描いていたし、本名で原画も描いている(麻宮騎亜は漫画家としてのペンネームで、出発はアニメーターです。彼)

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今回のイラストボードもいい感じで好印象(もともと、彼の作風は好き)なのだけど、サイン入り版画、として40枚の限定とは言え、9万円とかで売っちゃうのは微妙。
ラッセンとかじゃないんだからさ・・・。

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原画は設定資料のみならず、その前のラフスケッチも多数含むもの。
玉盛順一朗氏のラフでは、ヤマトのパーススケッチで、画角やパースのつきかたで、序破急を演出するメモがあるが、それをちゃんと解説する表示があり、丁寧な解説つき原画展になっている。

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基本、3DCGによるメカ描写だが、ヤマト2199ではCGから静止画を出力し、デザイナーがディティールアップ設定図を起こし、CGに手描きでディティールを加えていく手法を取っている。
そのプロセスと結果もよくわかる展示。

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もちろんキャラの原画も多い。
で、久しぶりにみる動画用紙、え、こんなに小さかったっけ、と驚いた。

大昔、アニメ制作会社に勤めていて、原画も動画もイヤになるほど運んで、タップ孔の空いた動画用紙なんて完全に把握しているサイズなのだけど、こんなに小さかったのか・・。
当時、SDだった画面はHDになり、劇場公開にまでなるのに、画は同じ動画用紙に描かれているんだなあ。情報量が何倍にもなっているのに、作画は大変だ・・。

ちなみに、このカットは第六章の予告編のなかに完成形がある。
2199ならではの第一艦橋交代要員の「レーダーに感」カットです。

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いやいや、久しぶりにマニアックで楽しい時間。
残念なのは、そういうオトナで、オタクで、そこそこお金を使えるオヤジの財布をバーンと開けさせるようなグッズが売られていないことかな・・・

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