コマフォト(コマーシャル・フォト)、読み始めて何年になるだろう。ひとつだけ確かなのは大学生の頃にはすでに読んでいたので30年は続いているってことか・・・
2014年10月号の巻頭はスティーヴン・クライン
スティーヴン・クラインって、危ない作風だよなあ、と思っていた。
いや、今も思っている(笑)しかも、それを商業写真で成立させている。記事にも書かれているけれど、とても映画的でありダークなエロティシズムを感じさせるフォトグラファーだと思う。
特集はプロジェクションマッピング 2013-2014 総ざらい
ピークを過ぎた感もあるプロジェクションマッピングだけど、こうしてみると、単に話題だから、ではない着実なアプローチが出てきていて、ああ、ちゃんと定着しそう。
江ノ島も行かなきゃ・・
そしてEOSユーザーなら必見のEFレンズテクノロジーの解説。
レンズの画質が、とはよく言うものの、じゃあ、高画質ってなんなのよ、というと、解像度とか、収差とか、で止まってしまうこだわりマニアも少なくないし(ええ、ワタシも他人のことは言えません)、下手すると「味が」って美味しんぼのような世界に話をもっていっちゃう情緒派も多い中、主観とは別軸の解説がいいです。
(いや、趣味としての写真なら、それでイイと思いますが・・ワタシも他人のことは言えません)
収差と十把一絡げになんかせず、原因別の収差の解説と、回折の話。
まあ、EFレンズテクノロジーと名打たれてるだけに、D.P.P.(Digital Photo Proffesional)の話に繋がっていく(笑)のですが、それまでの収差は物理的に(完全には)逃げられないことの話だと理解すると、ソフトウエア的補正の意味も見えてくるというもの。
(だって、なんとなくズルな手法に思いがちですよね、後処理って)
テクストを書いているのは、凸版チーフフォトグラファーの南雲暁彦氏。
今日、日本発表のEOS 7D Mark IIのチャンピオンデータも彼の撮影です。
コマフォト誌面の写真ももちろん、彼。
EF16-35mm F4Lのもの、カメラはEOS-1D XとEOS 5D Mark IIIですね。
鉄板連載の一眼ムービーなんて怖くない!は、お世話になっている鹿野宏氏。
いつの間にかDaVinci Resolve 11 の話になっている(笑)
鹿野氏とは近くプロジェクトでご一緒しそうなので楽しみ。
そして、今月号のコマフォトには、
なんと、うちの学部を話題として取り上げていただいています(^^)
Shuffleにも転載されています。
今年は初めての試みとして、デザイン・写真実技型AO入試を行うので、我と思わん高校生の方は是非。
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新江ノ島水族館、この前の日曜日に行って来ました。
個人的な感想はblogに書き記しているのでお読みいただければと思いますが、
コマーシャルフォトの記事、どこかで読んでみますね。
先生の感想も是非お聞きしたので、お出かけくださいw