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復活のSSD RAID / Mac Pro 2023で:OWC Accelsior 4M2

事実上、Mac Pro 2023で使えなかったPCIe SSDボード OWC Accelsior 4M2がmacOS Ventura 13.5で復活し、自宅のMac Pro 2023が遂に当初予定のフルスペックになったという話。

OWC Accelsior 4M2はNVMe M2 SSDを4枚RAIDで束ねた高速ストレージボード、ワタシは2020年2月に購入しました。その後同じOWCのOWC Accelsior 8M2が登場するまではMac Pro 2019で最も高速なストレージだったと思います。この時書いたように、PCIeスロットを使わないなら「298,800円(税込)から」を謳うMac Studioでも同等に近いパワーは得られますが、それでもワタシがMac Pro 2023を選んだのはOWC Accelsior 4M2が流用できると思ったから

なのに、なのに、OWC Accelsior 4M2を挿すとMac Pro 2023が起動エラーになりました。
しかも復旧してmacOSを再インストールしろとかミスリードするダイアログがでるおかげで原因を突き止めるまですごく手間と時間が掛かりました。

外部接続機器をすべて外しても変わらないので、PCIeボードを疑る訳ですが、Mac Pro 2023(2019も)は電源ボタン部のギミックによって重いアルミニウム外装ケースを被せた状態で無いと電源が入らない仕組みなので取りあえずカードを外して起動、みたいなことが出来ません。毎回、外装ケースを着脱する必要があります。

しかも外装ケースを着脱するにはThunderboltケーブルのみならず、電源ケーブルまで抜かないとダメという構造で、かなり体力的にもしんどい作業になります。
その結果、OWC Accelsior 4M2が犯人だと分かったときの絶望感たるや。え〜、君のためにMac StudioじゃなくMac Proにしたんだぜと叫んだモノでした。

その後、Mac Studio/Mac Pro (2023)用に提供されている「macOS 13.4 Ventura」にはSoftRAIDを利用したNVMeストレージを接続すると、Macが起動しなくなる不具合があるとしてOWCとAppleが対応中。(AACL Ch.)という記事が出て、ユーザーレベルでの回避策がないことが明らかに。その時はもうMac Pro 2019は手放していたので純正のディスクユーティリティで対応も出来ず。

OWC Accelsior 4M2を外してスカスカのMac Pro 2023で使っていました。自分的には片肺飛行みたいなもんです。波動エンジンの使えないヤマトなんてガンダムが載っていないホワイトベースみたいなものなので意気消沈です。
、Apple、一部のRAIDストレージを接続すると「Mac Studio/Mac Pro (2023)」が起動しなくなる不具合をmacOS 13.5 Venturaで修正。(AACL Ch.)で遂にOWC Accelsior 4M2復活です。

ベンチマーク

みよ、この超高速ストレージの威力を、って感じです。同じボードなのにMac Pro 2019の時よりアクセス速度が向上(特にWRITEが)しているのはPCIe 3.0とPCIe 4.0の差でしょうか。
EOS R5の8K動画を編集するときのメインストレージです。

Mac Pro 2023の内蔵SSDと較べるとREADは似たようなものですが、WRITEはMac Pro 2023の方が高速ですね。とはいえ、実用上は遜色ありません。
OWC Accelsior 8M2が気になってしまいますが、そこは見ないフリで行こうと思います。

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