EOS Mシリーズはボディが小さい分、バッテリーも小さい。EOS M、M2はバッテリーパックがLP-E12(875mAh)だったが、M3ではLP-E17(1040mAh)と20%の容量増を果たしたが、CIPA規準での撮影可能枚数は常温で250枚と10%増えただけだ。
LP-E12はEOS Kiss X7と同じ、LP-E17はKiss X8i、EOS 8000Dと同じなので、ボディサイズの割に大きなバッテリーに見えるけれど、Kiss X8i、8000Dともファインダー撮影なら440枚なので、液晶によるライブビュー撮影がいかにバッテリーを消耗するかがわかる。
初代EOS M(ベイブルー)とM3の底面。バッテリー蓋がすでにサイズ違いであることがわかる。
Mでは底面にあったシリアル番号は、クマデジタルさんが以前指摘したように
チルト液晶の裏面に移動。非常にすっきりした底面となっている。
LP-E12 (EOS M、M2、EOS Kiss X7)とLP-E17 (EOS M3、Kiss X8i、EOS 8000D)上から見るとさほど差が無いように見えるが
側面から見ると、E-17が厚みがあるのが分かる。
それでも、前述のように撮影枚数は10%程度の向上に留まる。しかも、これ、CIPA規準なので、WiFi等を多用するとさらに減るはず。
実際にも動画を撮り続けていたら、あっというまに残量が激減した。
ただ、試作機に入っていたバッテリーは、印刷まで試作段階のものだったので、もしかしたら量産品とは違って持たないのかも知れないので、ここは参考意見と言うことで。
常時バイブビュー撮影ゆえのバッテリー消費はミラーレスカメラの宿命とも思うが、コンティニュアスAFをオフにすることで、ある程度の改善が可能。
コンティニュアスAFはシャッター半押し前に、常時AF動作を行ってフォーカス速度を向上する(特にAFがまったりしていた初代の)EOS Mに向いた機能だけど、特にEF=Mマウントアダプタを介してでかいEFレンズをつけていたりするとき、
(この状態ね)
常時、豪快にレンズが駆動しているので、そりゃバッテリー喰うって・・
あと動画撮影は、どのEOSでもバッテリー消費激しいから、まあ、戦闘機のアフターバーナーみたいなもんだと思って使うのが良いと思います(笑)
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