OM-D E-M5 II をEOSと併用し始めて、勘所が掴めなかったもののひとつが被写界深度だ。
いやいや、センサーサイズが面積比で4倍も違うマイクロフォーサーズとフルサイズでは被写界深度も当然違うのは分かってる。
分かってるけど、頭で理解してるのと、身(体)に付いているのとは違う。
銀塩の頃は頭で分かっていただけだった。EOS 60DでAPS-Cになって、だんだん被写界深度が分かっていったころ、EOS 5D Mark IIでフルサイズに戻って6年半。下手は下手なりに、どのくらいの絞りで、どのくらいの被写界深度とぼけが得られるか、身体が覚えてきたので、OM-D E-M5 IIを使うと、あれ?あれ?と戸惑うことが少なくない(笑)
ので、OM-D E-M5 IIとEOS 5D Mark IIIで同ポジを絞りずらしで撮って較べて見た。
自分用の備忘録だけど、せっかくなのでブログネタに。
固有の機種と言うより、マイクロフォーサーズとフルサイズの被写界深度較べのつもり。
レンスはOM-Dが M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 希望小売価格 42,000円
EOSが EF50mm F1.8 II(先日、モデルチェンジした旧型) 希望小売価格 12,000円
価格差の大きいレンズだけど、35mm換算の焦点距離が同じで、開放絞りも同じことからセレクト。レンズの描写を較べるつもりはないので。
サンプルは大学の工房。ピンは目測で手前のレンズ鏡筒に合わせた。露出はなるべく同じように揃えたつもりだけど、誤差は許してください。
ざっと1絞り半〜2絞りくらい違うとOM-D単体で撮ってたときに感じたけど、まあ、そんな感じ?(クリックで原寸データにリンク)
浅い深度が偉いとか、そういう意味ではなく被写界深度の勘所もふたつもたないとなあ、ということで。パンフォーカス的な表現したいときにはマイクロフォーサーズ有利なのね。当たり前か。
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OM SYSTEM/オリンパス OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 シルバー マイクロフォーサーズ用 単焦点レンズ
イマイチよく分かっていないのですが、パンフォーカスにするにも単に絞ればいいのでフルサイズが不利ということにはならないのではないでしょうか?
暗くなるぶんはセンサーサイズの大きさを活かして感度を上げることが出来ますし
開放の小型センサーと絞った大型センサーの違いは取り込む元の光は同じでそれを小さなセンサーに集約させるか大きなセンサーに分散させるかだけの違いだと思っているのですが
横から失礼します。
動画前提で考えた場合、ということをお断りして、5D MIIIとGH4使っていますが、経験則としては、フルサイズは、パンフォーカスに不向きに感じます。というか現場で苦労します。一方、MFTはほどよくボカしたり、深度が深いと都合悪い時はパンフォーカスにしたりと、深度を操作しやすい印象です。
スチールとムービーとで、かなり意見が変わると思われます。