すかさずMacお宝鑑定団ブログが記事にしていますが、G-TechnologyからThunderbolt 2 のRAIDシステム。G-SPEED Shuttle XLが発表(休み中にあっさり載せる辺りがなんとも)。
XLって、容量イメージからのネーミングなのだろうか。オマエ、太ってるよね、って言われてるような気がして正月早々なんだけど、G-Technologyアンバサダーとして今年最初のブログネタに相応しいと思います。
なお、ワタシはG-Technologyアンバサダーではありますが、以下の記述は発表資料と過去の製品から類推したもので、非公開情報は含んでいないので間違いが有ったら後日修正します。(HGSTは正月休みなのです)
G-SPEED Shuttle XLは、カタログページでは2種類ですが、基本構造は同一の8ベイのハードウエアRAID。
G-SPEED Shuttle XL with Thunderbolt(以下Shuttle XL TB)は8ベイ全部にHDD(エンタープライス級と明記されている)を実装したモデル。
G-SPEED Shuttle XL with ev Series Bay Adapter(以下Shuttle XL ev)は6ベイにエンプラ級HDD、2ベイにG-Technologyのシステムを貫くev規格のモジュールが入るアダプターを搭載したモデル。
製品写真では右下のベイにevアダプターが装着されているけれど、この位置は変更可能と思う(未確認)。
G-TechnologyにはすでにG-SPEED STUDIO XL(以下STUDIO XL)という8発RAIDが存在する。
写真左奥からSTUDIO XL、Shuttle XL ev、Shuttle XL TB。
最大転送速度も同じでサイズも似ている(Shuttle XL が一回り小さい感じ)し、ベイの構造も同じに見える。これ、シャーシは同じでエンクロージャーが違うだけ?(未確認)。エンクロージャーは金属にも見えるけれどSTUDIOシリーズがエンプラだったので、Shuttle XLも分からない。ヒントになりそうな重量の記載ないんだもんなあ。
んじゃあ、Shuttle XLってデザイン違いだけなの?といえば、いちばん大きな違いがここ。
Shuttle XLの天板部に大きな固定ハンドル。
そう、可搬型のアイコンがあるように、Shuttle XLは持ち運びしやすいデザインで、撮影スタジオと編集スタジオをストレージが移動する運用をイメージしているみたい。
シャトル XLという製品名の由来はそこか。
これ、ハンドルがおかもちの取っ手に見えてきた。前面のHDDハッチがサンダーバード2号のような開き方じゃなく、上にスライドで引き上げる形だったら、G-Speed Okamochiと呼ばれていたに違いない(そんなことないです)。
STUDIO XLとShuttle XL TBを較べると32TBまでは500ドルアップで、それ以上は1,000ドルアップ。500ドルが筐体代?として48TB以上だとそれが1,000ドルになる理由がよく分からない。なかのドライブは同じものだと思うんだけどな・・・。
そしてShuttle XL TBとShuttle XL evは同じ容量なら値段も同じ。そうするとevアダプターが2ポート付く分だけShuttle XL evがお得に見えるけれど、最大転送速度が1,350MB/sと1,200MB/sと1割の差。これは6発RAIDと8発RAIDの差。(ので、Shuttle XL TBとevでは同容量ならevの方が1ドライブ単位では大きなものが入っている)
ワタシの場合、持ち出すことはないので、Shuttle XLじゃなくてSTUDIO XLでいいんだけど、Shuttle XL、PowerMac G5みたいでカッコイイよね・・・(笑)
なお、2月のCP+ 2016に、G-Technologyが初めての単独出展。
(ワタシも少し、お手伝いします)
そこにShuttle XLも展示されると思うけれど、具体的には後日、分かったら書きますね。
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今年もよろしくお願いいたします。
重量は、同じ容量ならShuttleの方が若干軽い筈です。
価格差が高容量帯で大きい理由は、わたくしもわかりません。
申し訳ありません。