ビデオSALON 2013年10月号は「4Kワールド」特集。
ワタシが初めてビデオSALONに原稿を書いたときは、まだPower Mac G4でDV編集をしていた頃だと思うと、隔世の感がある。
当時、初めてお世話になった編集者の一柳さん、佐山さんが、いまも編集部に居るというのも珍しい。玄光社らしいともいえるけど、あそこだって編集部の移動はある。
巻頭速報は、以前にmono-logueでも書いたソニーの4Kハンディカムと業務用のFDR-AX1とPXW-Z100。
速報ゆえ、実写テストはないが、それぞれのコーデックの違いや、ビットレート比較表などが詳しく書かれている。
XAVCが4:2:2にも対応するのに対し、XAVC Sは4:2:0であることにも注意か。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraの特集は、10bitの色深度を使ったFinal Cut Pro Xによるカラーグレーディング紹介まで。
んでも、このカメラ、バッテリーがニコンのEN-EL20互換とは知らなかった。マウントはマイクロフォーサーズだよね。
安価な小型プロジェクターとAfterEffectsを使った「卓上プロジェクションマッピングの世界」も面白かった。
これ、やりたがってる学生も少なくないのでタイムリー。
と思ったら、玄光社から
「プロジェクション・マッピング入門」MOOKが出るのか。個人的にはプロジェクションマッピングは手を出していない領域なんだけど、このくらいの敷居の低い入り方も面白そうだよなあ。
先日書いた映画制作ハンドブックなど、玄光社が意欲的。
大きなトコロはこのくらいかなと思ったら、なんとREDRAYのレポート記事(しかも書いてるのはヤマキューさん)
4Kカメラ自体はキヤノンもソニーも出しているのに、じゃあ、その再生装置は?と言ったときにメーカー内で完結していないというなんとも言えない状況の中、REDがプレーヤーに乗り出す意味は大きい。
ってか、キヤノンさん、やろうよー。
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