1ヶ月以上前、EOS 5Ds 5Ds Rと 5D Mark IIIの違い(外観)というエントリーを書いたが、その後、CP+等で実際の5Ds、5Ds Rに触れる機会があるなかで気がついたデザイン比較(外観の違い)をまとめておく。
EOS 5Ds 5Ds Rは5D Mark IIIをベースにしているので金型も同じと思っていたのだけど、意外にも細かな部分で違いがある(ほかにもあったらごめんなさい)。
ペンタプリズム部(軍艦部)が実はかなり違う。
滑らかな曲線で繋がっていた前縁が、マッコウクジラ型に切り立った。
以前にも書いたように、左側面に出っ張りが。
指掛かりの安定感向上のためかとも思ったけれど、基板が変わってという話しもある。
また、EOS 5D Mark IIIは3代目のマークがあるが、sおよびs Rは5の派生型初代、という意味なのか、Mark III扱いではないらしい。
これも以前書いたが、EOS 7D Mark II以降、上面ボタンの表記順が逆になった。
ので、これはEOS 5Ds 5Ds Rと 5D Mark IIIの違いと言うよりも、今後のEOSはこのルールになると考えるのが正解だと思う。
また、微妙にボタンと傾斜の位置関係が異なる。
グリップ部の内側が、EOS 5D Mark IIIより鋭角に落ちている。
えー、ここ、かなり大きな違い。とはいえ、何度か持ち較べて見た限りでは、体感上の違いはあまり感じないけどなあ。
同じく右肩の電子ダイヤル部のエッジが違う。
機種名バッジ、色が違うのは誰でもわかるが、良く見るとEOS 5D Mark IIIはバッジに凹モールドなんだけど、5Ds、5Ds Rは凸モールド。
(写真はキヤノン公式サイトから転載)
そして外観と言うべきかは難しいところだけど、外部端子の構成が変わり
・USB 2.0 → USB 3.0
・イヤホン端子 → 廃止
となった。
ほかにもあるかなあ。気がついたところは以上。
細かな修正が多いけれど、ここまでやるならいっそ金型新規起こしで別デザインにする手はなかったのだろうか。
EOS 5D Mark IIIのマイナーチェンジみたいに誤解されない分、販売にも有効な気がするのだけど。
外観とは違うけど、バッテリーもEOS 7D Mark IIからマイナーチェンジされ、LP-E6からLP-E6Nになっている。
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コマフォト4月号に、5Dsの撮影データ、載っています。メーカーカタログよりそそります(撮影は南雲暁彦さん)