これだけあれば無限に撮影できる・・・とは言い過ぎですが、これ1枚で自分のEOS R5(4480万画素)ならRAW+Jpegで3万枚以上撮れる計算になるCFexpress カード。OWC(Other World Computing) のCFexpress4.0 Type Bメモリーカード Atlas Ultra 2TB。
ワタシのMac Pro 2023が、ストレージ4TBモデルなので(それでも予算の限り奢った)その半分がこの1枚に。そして容量だけで無く、CFexpress4.0規格対応の世界2社目のカードです(世界初はPrograde Digitalです)。
EOS-1D X Mark IIIの登場時に購入したSanDisk Extreme PRO 128GB(公式ページ、これ、現行製品なんだ?)と較べると
RAW+Jpegで2TBは撮影可能枚数が4桁なので表示出来ません(9999で貼り付く)
128GBで2,000枚弱。まあ、スチルならこれでも十二分。
4K動画(4KUHD 30P ALL-I 高画質モード)で、9時間強と34分。いや、9時間はEOS R5が保ちません。
サンディスクの128GBでは速度が足りず撮れませんが、8K RAW動画でも1時間半は回ります。(いやEOS R5では・・以下自粛)
しかし、現時点で世にあるカメラでCFexpress4.0に対応したものは存在しないので、この転送レートは宝の持ち腐れです。ウワサのEOS R-1がCFexpress4.0スロットで来るかどうかはお楽しみですね。
でも、じゃあ、いま、CFexpress4.0のカード買っても意味ないのか、といえば撮影時では活かせないけれど、撮影後のPCコピーでは活きるはず。
試してみました。
ProGrade Digital USB3.2Gen2 ダブルスロットカードリーダー (PG05.5)
コンパクトでCFexpressとSDXCのデュアル対応なので重宝しているUSB3.2 Gen2 リーダーですが、書き込みは倍速ですがREADはほとんど変わりませんね。PCへの読み込みでは差がないじゃん・・・。
OWC Atlas FXR
Thunderbolt 3 のカードリーダーです。
サンディスクのWRITEは変わらない(この辺がこのカードの実力か)ですが、READは倍以上に速くなりました。Thunderboltは偉大です。
OWCのアトラスウルトラもぐっと速度をあげました。リーダー次第ですね、現時点では。
ちなみにSDXCの高速カード、ProGrade Digital COBALT 128GB(現行品はR:300MB/s W:250MB/sですが、ワタシのは古いのでR/W:250MB/sモデルです)はこんな感じ。
だからSDカードは・・と言うつもりはありませんし、普通の使い方なら充分、ワタシもEOS R5のスチルはこのカードに記録設定していますが、動画や転送時を考えるとCFexpressの時代だなあと思います。
いや、前述のAtlas FXRもThunderboltで速いと言ってもCFexpress 4.0には対応しません。これ、対応リーダーならもっと速いのでは・・・。と思っていたら
Other World Computing(OWC)が、開発中のCFexpress 4.0カードリーダー試作機(プロトタイプガンダムというヤツですね)を貸してくれました。
そんなプロトタイプでの速度テストは近日公開デス。>公開しました。
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