映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

ピークデザイン アンカーのリコール

愛用しているピークデザインのストラップコネクターシステム、アンカー(あるいはアンカーリンクス)のリコールが発表されています。(アップデートという言葉が使われていますが、少数ながら発生した製品事故を受けての既存製品の無償交換を伴うアップデートゆえ、ここではリコールという言葉を使っています)。

Anchor Links_1

Peak DesignのAnchors Linksは、このとき書いたように、ジブアームやドリー、スタビライザー搭載時や三脚使用時に簡単にストラップを脱着できるコネクターで、さらに気分や用途で違うストラップに換装できるのが好きで愛用しています。
いまでは自分のカメラのほぼすべてをアンカーにしているくらい(専用ジョイントを持つEOS M初号機を除く)。

Anchor Links_2

ただ、ストラップ自体は他の製品にもお気に入りが多いので(インダストリア☆のジャガードストラップとかHARVEST LABEL の青いカメラストラップとか)それらもアンカーリンクスのコネクターつけてアンカー互換にしています。

Anchor_links_3

リコール(アップデート)のページにいくと、対象製品の見分け方があり、AnchorsはV1〜V4まで4世代あるのが分かります。今回の対策品がV4。

万単位で出荷されている製品の無償交換、勇気も膨大なコストも要るはず。
ましてこのアンカーの紐部分は、ある意味消耗品。そのため、摩耗したら中から赤いラインが見えてくる二重紐構造になっているのです。
それでも同社の基準を満たさないとしてリコールに踏み切るのは製品に真摯なんだろうなあと思います。
(もちろん、放置して集団訴訟のリスク等も勘案したとは思いますが)これを乗り越えたらアンカーはこの手のストラップジョイントのデファクトスタンダードになると思うので応援したい。

さて、その対象製品の見分け方は上記ページに書かれているけれど、Peak Design本社のサイトにはビデオメッセージが掲載されていて、今回のアップデートのあらましやアンカーの世代見分け方について詳しいのですが・・・

Anchor_links_10

お茶目なカットやラストのNGカット集とか、なかなか笑わせてくれます。

彼ら、大丈夫、ですね(笑)

ワタシが持っているのは、V2とV3でした。(V4はこれから出荷のはず)

V2とV3の違いは、
V2 : PDのロゴが中央。紐(コード)は1.9mm径。
V3: PDのロゴが端、紐(コード)は1.2mm径。

Anchor Links_4

Anchor Links_5

そしてV3は黒い円部分が斜めになっています。

Anchor Links_6

紐(コード))の材質は同じダイニーマ(高密度ポリエチレンファイバー)で径が違います。そのせいか、V3のコードは柔らかくまがります)。
対策品であるV4はコードをV2と同じものにすると書いてあるので、1.9mm径のダイニーマに戻ると言うことでしょう。

あれ?V3はコードを細くすることでストラップホールの小さなカメラに適合させる狙いがあったハズ。するとV4はホールの小さいミラーレス系カメラには付かないのか・・・と思ったら、

Anchor_links_11

スプリットリングが付属するらしい。

まあ、仕方ないけれど、これなら純正の三角環使った方がいいかなあ。

Anchor Links_7

アンカー使ってないよ、というユーザーもピークデザインのエブリデイバックパックを使っていたら、アンカーが使われています(ワタシのバックパックに使われていたのはV2でしたが)。

Anchor Links_8

また同社のフィールドポーチにもアンカーが使われていて、ショルダーになります。と書いていて気がついたのですが、

Anchor Links_9

これ、PDのロゴが端にあって、コードは太い。(たぶん1.9mm)
V4って、これのことかも。

というわけで ワタシの周囲でもユーザーの多い、アンカーなので書いてみました。

–ads–

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください