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風景&ネイチャームービー撮影テクニックという書籍が玄光社から出た。
風景&ネイチャー、著者の菅原安氏が前書きで書かれているようにこの分野の「写真」愛好家は多いけれど、動画で撮るひとはさほど多くない。結果、写真指南書は膨大に出ているけれど、風景/ネイチャー系の動画撮影指南書はほとんど見ない。その意味でも、風景&ネイチャー「ムービー撮影」とタイトルした本書は貴重な1冊。
なんども書いているけれど、自分は風景、ネイチャー、花、の写真が苦手。いや、見るのは好きなのだけど、撮るのが苦手、という意味。風景、ネイチャーを魅力的に撮る達人は随所にいてとても敵う気がしない。いや、勝ち負けでは無いけどさ。でも、動画で撮りたい、欲はあって、実にタイミングの良く出版されたのがこの本、風景&ネイチャームービー撮影テクニック。表紙に「写真から動画挑戦の第一歩を」とあるように、動画入門的な内容。
過去の自分の試行錯誤の検証にもなりつつ読む。
そう、ホワイトバランスは重要。別ページに書かれているように、動画では現状「RAW記録」は現実的ではない。LogやHLGも一般的とは言い難い。いや、LogとDaVinci Resolveでしょ、と言うひとを本書はターゲットにしていないし。
かなりのボリューム割いて推しているのがタイムラプス。そうですよね。手間は掛かるけれど、映像的な魅力、にいちばんリーチし易い手法のひとつだと思う。
ただ、メーカーによって、カメラによって、機能実装がずいぶんまちまちなので解説難しいよなあと思う。現状ではオリンパスのムービーと元写真を両方残す仕様がいちばん好きだけど、その分、ムービーはFPSが低い制約があるし。この辺り、いつかまとめたいな。
で、本書のタイムラプス解説では触れていない部分で、ワタシが常用するのが編集時のカメラワーク付け。
イマドキの静止画は4K以上の解像度がアタリマエなので、その高解像度を縮小リサイズによる精細感ではなくトリミングマージンに使って疑似カメラワークを付加する手法。
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