CESで発表された時の写真を見て、おいおい、PowerMac G5じゃん(笑)と思ったOWCのRAIDエンクロージャー「ThunderBay Flex 8」が発売開始。ワタシの使っているThunderBay 8の強化版というか、バルキリーとスーパーバルキリーくらい違いのある新型です。
ThunderBay 8 公式サイト
いやあ、どう見ても小型のPower Mac G5ですよね(笑)サイズは厳密ではないですが、ほぼ同縮尺に加工しています。G-TechnologyもMacオマージュなデザインでしたが、OWCもそうだったとは・・・・。
ただ、ThunderBay Flex 8のスゴイ所はデザインではなく、その機能。最大2750MB/Sを謳う高速転送速度(実測度はストレージに依存)はもちろんですが、8発のRAIDエンクロージャーというだけでなく、一種のドックとしてUSBポートやカードリーダー、ビデオ出力まで搭載し、さらにはPCLe(X4レーン)の拡張スロットまで持つというスーパーバルキリーぶり。
RAIDエンクロージャーとしても工夫されていて、8ベイのスロットはすべて3.5/2.5インチSATAドライブ(SSD,HDD)サポートで。そのうち、上段の4ベイはNVMe U.2 SSDおよびNVMe M.2 SSDをサポート。これ、上段4ベイをU.2 SSDでRAID0構成したら、おっそろしく速いRAIDが作れますね。
また、上位4ベイにU.2ドライブを積む場合、ベイ1のみPCLe x 4レーン。ベイ2〜4はPCLe x1レーンとなるようなので、ベイ1だけ単独で駆動させるのもありかもしれません。この辺は試してみたいところですが、さすがに環境がありません。
ThunderBay シリーズはSoftRAID XT(アプリ名)がバンドルされるソフトウエアRAID(方式名)ですが、ThunderBay Flex 8ではユニークなことに内部のPCIe Gen 3 x16コネクタ/x4レーンスロットにプリインストールされているSATAコントローラーカードをハードウエアRAIDカードに換装することでThunderBay Flex 8をハードウエアRAIDエンクロージャーに変えることができます。
ソフトウエアRAIDかハードウエアRAIDかは一長一短あると思いますが、個人的にはRAID5やRAID10だとハードウエアRAIDに分があると感じているのでユニークな仕様だと思います。ただ、その場合、RAIDユーティリティはなにを使うんだろう?
そして個人的に素晴らしい、サイコーと思うのが、CFexpressカードスロット。最近のハイエンドミラーレスユーザーには嬉しい仕様ですよね。ただ、データ転送速度が最大CFexpress:985MB/sと書かれているのですが、TB3接続ならもう少し出ても良さそうなモノですけどねえ。
と言うわけで、個人的にはすごく気になるスーパーバルキリーもといスーパーエンクロージャーです。
ただし、スーパー、ストライク、アーマードの通例にしたがって大型化しているので、デスクトップに置くとこのくらいのサイズ感です。(iMac Pro、Mac Pro 2019とほぼ同縮尺)デスクトップに置くならいいのですが、床に置く場合はUSBポートとカードスロットが一番下というのは使いにくいですね。Mac Pro 2019のように天板とは言わないものの、上端にあればいいのになあ。
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【国内正規品】 ThunderBay Flex 8 (OWC サンダーベイ フレックス 8)8ベイストレージ / 8ポート接続 / PCIe拡張/RAID (0TB ケースのみ)
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