あの地震から10日が過ぎて、止まっていたショップ等のメルマガが増えだした今週。土屋鞄のメルマガが届いた。が、それはいつものメルマガではなかった。
今、土屋鞄ができること とタイトルされたそのメールは、土屋鞄製作所 職人・スタッフ一同と主宰のサインの入った手紙の画像データ(テキストではない)で、地震に遭われたひとへのお見舞いとともに土屋鞄の行動が書かれていた。
この度の震災でランドセルをなくされた小学生も大勢おられると思います。学校が再興された時にランドセルと共に登校してもらえたら(中略)新しいランドセル2000個を寄付させていただこうと(後略)
いまでは立派な工房をもち、日本中に何店舗もの直営店を展開するブランドだが、土屋鞄はランドセルを作っていた小さな町工房が大きくなったランドセル&革ものの会社だ。うちの小学5年の長女も、1年の次女も土屋鞄のランドセルをしょって学校に行っている。
ランドセルについて書いたブログ 工房について書いたブログ
ランドセルが大きな柱とは言っても大きな工房で職人さんたちが黙々と作っている。(ショップ隣接の工房は見学できるようになっている)
それでも、あの工房で毎日何百のランドセルが作れるとは思えない。ましてランドセルはあの会社のメイン商品である。
それを2000個。
あの会社の職人とスタッフの覚悟が見える気がした。
(ちなみに震災で職を失った職人やその他への継続的な復興支援も表明している)
ここ1〜2年、急速に垢抜けてセンスの良い小物や新製品を展開し、オシャレなブランドイメージを構築している同社には、正直、なんだかなー。定番より限定もの多いし、比較的高価くなったし。。とやや斜めに見ていたのだけど、芯の部分はぶれていないんだなあと再確認。
革小物は、自分用のものにせよ、贈り物にせよ、まず、土屋鞄のラインナップを見る、というのは当分続けよう。秘かに応援しています。
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土屋鞄の革製品はボクも好きです。
高価なので手が出ませんけど。(^^;
でもメルマガを読んでいて
職人さん達の思いやこだわりには
学ぶ所も多いと思いました。
常々見習わねばと思っております。